高圧線が原因！？　家を建て引っ越してから体調不良

年も明け１月２日、恒例？の高校の友との飲み会があった。
昨年のお盆にはめずらしく飲みに行かなかった。
そのため友から何かあったのではないか、と心配の電話が入っていたので
今回は外せない！という思いで宮古に向かった。

待ち合わせの場所に到着するが、一人がパチンコ屋にて確変中！
ということで私ともう一人が迎えに行く。
確変終了までの待つ間つい遊んでしまい、投入金額はあっという間に５千円。
悲しいかな一次会費はパチンコ屋さんに消えてしまった。
それも笑い話にしながら居酒屋で飲みスタート。

高校卒業後ずっと飲み続けている友であるが、
会話は自然と四十過ぎから視力の衰えなど健康面の話題が多くなる。
そんな話の中、話の流れで電磁波の話題になった。

群馬に１０年ほど前家を建てた奴が言うには
「家の上を高圧線が走っているせいか、
新しい家に引っ越してからずっと調子が悪いんだよ！」

引っ越してから２年ほど経ったあたりに高圧線の電磁波が原因ではないか、
と思い始めたのだそうだ。電磁波に関するビデオなども取り寄せてみても
確証も解決策も見出せないまま、その後体調は悪いままなのだという。

私はこれまで電磁波を測定してきたこと、
測定も安価な測定器ででることを教えた。

友は群馬に帰ったらさっそく測定器を購入し自分で測ってみるという。
家庭内の電磁波の発生源である家電製品の場合、
おおむね１メートル離れると電磁波はゼロになる。
しかし、高圧線のように家の外に強力な発生源のある場合、
家の中すべてが電磁波にさらされ逃げる場所もない。

群馬の友もまた
「電磁波の危険性をしっていたら、今の土地は当然買わなかったよ」と言う。
家づくりで何かでも失敗した人が必ずいうことばだ。
”知らない”ということが失敗の原因になる。
特に健康に関わる問題は切実なものとなってしまう。

ほんの少しの問題意識を持ち、
ほんの少しホントの情報を知る行動をとれば、
避けられることがほとんどではないかと思う。

健康住宅の実現は見えないだけに難しい。