写真に写っている細長い二つの実はどんぐり。
この二粒の種はドイツで通訳さんにもらったもの。
「これはオーク(oak)の実です。岩手にオークの木を育てて下さい」
と言って手渡された。ドイツの気候に近い寒冷地である岩手なら・・・
どんぐりもびっくりしないでいいにではと期待してくれたのだろう。
(床やドアなどに使われるこのオーク材は高級木材の部類。
このオークとはどんぐりの生る木の総称?のようです)
一ヶ月経ったどんぐりは皮も乾き振ると中でカラカラいっている。
今このどんぐりは私の机の上で植えてもらえる時を待っている。
どんぐりも栗も今が旬。もう少し経つと山は紅葉し、そして落葉。。。
落ちた葉が朽ちかけた時期、雪が降ろうかという時期になるだろうか。
その時期を見計らい、広葉樹林の山地の肥えた土をそっこり持ち帰り
このどんぐりを埋めようと思っている。
来年芽がでたら、再び紹介します。
そしていっしょに写っている栗。
これは私の食用にと、ココログGが拾ってきてくれたもの(滝沢産)。
栗は生で食べるのに限るべ~♪
と私が毎年この時期になると味わっている大好物。
生で食べると殆どの人が「えっ、ナマで食べれるんですか!?」
と驚くが、私にとっては普通。
「何で驚くワケ!?生で食べた方がうまいでしょ!」
「んめえがら、食べでみろ!」って食べた奴が共通して言う言葉。
しっぶぅ・・・(><) ブッ!にげえ・・・(**) と言う。
「あのよお、この渋みと苦味がいいんだべよお!
コーヒーだって、酒だって最初はにげえだどが、
ツーンとくるだどが思うども、それがなれでくるど
おどなのあずになってくんべえさあ!
だがら、これはおどなのあずさあ!」
と言って教えてあげるも、未だこの味覚を理解してくれた奴はいない。
子どもの頃は、学校の休み時間に栗を拾ってきては授業中に鉛筆
削りのナイフでせっせと皮を剥いていた。ナイフで下の渋皮を上手に
剥く自分のナイフ捌きに酔いしれてもいた。次に休み時間がくると
きれいに剥いた栗を友達に自慢してカリカリと食べる。
いい時代でした!(今だったら親は学校に呼び出される・・・^^;)
子どもの頃はやはり渋皮は苦手だった。ところが今では程よく渋皮が
残っていた方がアジがある。渋みの分かる大人になったということか(笑)
まあ、気の向いた方は旬のおとなな味覚を試してみてけで。
註:ナマで食べるなら、拾った当日がベスト!
翌日になると甘みのある渋みが消えるべ。
あと、くれぐれも自己責任にてお願いします。
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