ドイツのEPS断熱材自在加工機?

今日はミュンヘンで見た業者的にはおもしろい加工機を。

EPS加工機

 

 

 

 

 

見れば単なる発泡系断熱材を切る電熱線カッター。

日本で通常使用する厚さなら、ハンドカッターで充分。
ところが、ドイツでは20cm以上の厚さのものを平気で使用するお国柄。

ハンドカッターでは到底きれいに切ることなどできない。だからこういう加工機があるんだろうなあ・・・

くらいに感心して眺めていたこの代物。
ところがどっこい真っ直ぐに切るだけ、じゃあなかった。

加工例 加工例2

 

 

 

 

 

 

左写真のように溝やホゾも切れて、しかも、右写真のように曲面加工もできるスグレモノ。

でもやはり、ここまでだと、ふ~ん、そうなんだあ、おもしろいね。
でも断熱施工じゃ、ここまで要求されることもねえしな・・・

ってことで終わってしまいそうになるが、実際この加工機、どんな空間をつくるのに威力を発揮するのか、

施工例1施工例2

 

 

 

 

 

左写真のバスルームも右写真の円柱も
自在に加工してタイルで仕上げ。

そして極めつけは、

施工例3
こんな曲面までできてしまうんですね。
これらすべてタイル下地は発泡ボードですよ^^;

発泡を断熱材としか捉えれなかった私の頭は固すぎるわけ。
いろんな素材の特性を知り、その素材を活かす場所、
活かす施工法を考えることを疎かにしてはいけませんね。

私の完敗!

こんな創造力ってどこにころがってるんでしょうか。。。
拾ってみたいもんです^^;

岩手の高気密高断熱住宅で建てるなら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です