ドイツには戸建てでも集合住宅でも屋根裏部屋が多い。
私たちの建てる家も屋根裏部屋をとるケースが多く、
その時屋根裏部屋にとる窓は、昔ならドーマー、今では殆どが天窓タイプ。
最近なぜ天窓タイプの方かと言うと、数倍、採光を確保できるからです。
BAU2007を見て回っていると・・・
こんなんが目に入りました。
スポーツカーか新幹線の フォルムを思わせるこのドーム。
これぞ、まさにドーマー!?
一般のドーマーのメリットである、人が立てる高さがあり、
且つ、天窓のメリットであるたくさんの明るさを確保できる、
一石二鳥の優れもの。
前面が上方にスライドし窓も開けられる。
こりゃあ、一体型だからリフォームなどの後付けようにいいじゃん!
と期待して取り付け方法などをチェック。
しか~し、この展示品よく観ればシングルガラス。
ペアガラスにできねえべが?と質問すると、
それはできない!とキッパリ。。;
そりゃ、そうだ。ペアガラスをドーム型につくるのも大変だが、
ペアガラスにしたら、窓が重くて持ち上げられそうにない。
てなことで、岩手には可能性なし、の商品でした。
発想はおもしろいんですけどね。
残念^^;
スペーシアタイプなら技術的にも重量的にもクリアできるのでは?
スペーシアは単体でも真空を封じ込めた状態で
既に2枚ガラスですから、軽くはならないかな^^;
真空のスペーサーを確保しながら曲面ができたとしても、
日本のメーカーはつくりませんね、きっと。
なるほど。そうですか。ガス層ないぶん薄いだけですね。
はい、その通りです^^;