バランスにある家づくり

今日の家づくり教室は湿気がテーマ。
その中の結露の話では、住宅の各部の断熱性能の落差
所謂断熱の弱い部分やどこに結露するのかなどを話した。

対策はというと各部の性能とそれを裏付ける施工が
均一にバランスよく行なわれればいいことが結論。

同じく見えない性能では、強度についてもバランスは大切。

それとは逆に視覚的なバランスが要求されるのはデザイン。
和風洋風に関わらずバランスよければきれいに見えます。

外観のデザインバランスで日本と欧米(とりわけ北米住宅)では
基本的なとこで違いがあったりする。
私が感じるその違いの代表格が縦と横のバランス。

日本では家の横幅は当然規模や間取りによって広くもなれば狭くもなる。
でも規模が変わろうと家の高さは変わらないのが一般的。
もし、横に伸びれば高さが変わらければ平べったく見えてくる。
これが日本の住宅。

北米では、室内空間が広くなればその広さに合せ天井高を上げる。
住宅の規模によって、一階や二階の階の高さをコントロールして
外観の縦・横・奥行のバランスをとる。

デザインに対する意識が高いからでしょうか。
ちなみに、恥ずかしながら当社事務所はこのことを意識したつもり^^;

外観というと、意外に外壁素材や屋根素材ばかり目がいきがち。
室内空間でも外観でもね、
ちょっとだけ高さというバランス要素も気にしてみるのもいいですよ。

今朝ほど私は、
「あんたほどタテ・ヨコがアンバランスな人もいないわよね。」
とセクハラ発言を受けたばかり・・;
アンバランスな人間がバランスを語る?
生きてていいのか悪いのか・・・

今日はちょっと自己嫌悪な気分です^^;

バランスついでに、

家にバランスも

このワインスタンドにも重心という不思議なバランスがあります。

イナバウアーでもそう、
バランスがとれてるからきれいなんでしょうね。

バランス取れた岩手のハウスメーカーになりたい。