引き立て役な素材

個人的には、木の風合いも好きで、
それでいて、石やタイルやガラスの無機的なものも好き。

床タイル

例えば、ダイニングの床なら石よりはタイルの方が実用的。
時々、床が冷たいのはどうも・・・
という方がいらっしゃるが全然そんな心配は要らない。

住宅自体が暖かければ冬でも冷たさなんて感じないし床暖ならむしろ暖かい。
夏は床面の冷たさが堪らなく気持ちがいい。
暖かい空間の一角に、ほんの少しのひんやり感があったりするのも
それはそれで心地良かったりもするので、その辺は加減の取り方だ。

そして木とタイルの床を歩いた時、
質感の変化で足裏には心地よい刺激。
無意識のうちにやさしく足裏マッサージでも受けてるかのようで、
その微妙な温感や質感の違いを楽しませてくれる素材だと思う。

それは床に限ったことではない。

石カウンター

カウンターに石を使った場合も、ここに触れる手にそっと伝えられる。
そういう使われ方が住宅には一番似合っていると私は思っている。
見せるために強調され過ぎず控えめに使ってあげた方がいい。
暮らしにそっと馴染んでいる感じで。
あくまで暮らしを支える素材の一つ、
主役である家族の引き立て役なのだから。

天然石やタイルでつくる岩手の注文住宅なら。

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