今日午前。
さて、沿岸にでがげっぺがな。
と思ったその時、電話が鳴った。
電話を受けた休日出勤のココログの一人が、
「Mさんから電話です」と言いながらワケありげに笑った。
受話器を上げると、
頼むじゃあ、ぺっこ車っこさおれのごど乗せでけろじゃ。
なにすたや?
さっきさコンビニさ行ったばよ、ナマモノばおぐれねってよ。
宅急便の営業所だば送ってくれるどよ。
んだがら、ぺっこせでってけねべがなあ。
・・・・
(今が?おらだって予定っつうもんがあんだけど、、)
電話の主は事務所のお隣さんだ。
昨日もそうだった。電話に出てみれば、
ひゃっちょ、頼むじゃぁ!
ぺっこ来てけろじゃ。
とその一言で電話を切られた。
・・・・・・
すぐに行ってみると、予想した通り、
漬物石を2個、樽から下ろしてほしいとのことだった。
石を下ろしたお礼として、何ともうまいワラビの漬物を貰って恩もあるので、
いいよ~♪
と快諾。即、迎えに行くと、
これ、たないでけろじゃ。
と指差したものは発砲スチロールの箱。
箱を持ち、ばあちゃんを車に乗せて宅配の営業所へ。
車中、聞けばナマモノとはワラビだと言う。
それを千葉の姪っ子に送ってあげるんだそうだ。
タクシー使ってもいいんだども、それだば宅急便よりたがぐつくじゃ。
ひゃっちょの車っこ見えだがらさ。
んだがら、電話っこすたったのさ。
ほんとに、おもっさげねえなあ、いっつもなあ。
いいじゃいいじゃ、そんただごど。
たすがに、タクスー頼めば、たがぐつぐべが。
とか、そんな他愛ない話をしてたら営業所に到着。
ちゃんと住所わがってんだよね。
と聞くと、何やらポケットをごそごそ。
ありゃ、貰ってだ年賀状ば、ポケットさへだだつもりだったんども・・・
ねえじゃ!
いいんだじゃ、まだ戻ってから住所持ってくっぺし。
おらも、今日暇だがら。
てなことで、一度戻ってまた一往復(笑
その車中、
おもっさげねえ、おもっさげねえ、、、
ありがたや、ありがたや、、、
とずっと連呼してた。
このばあちゃんは、今79歳。
有無を言わさずボクを呼びつけてくれる大切な人である。
この先もずっと、アッシーでいさせてけで。
岩手のハウスメーカーなら。
ヒデちゃんもワタシもこの元気なお婆ちゃん知ってます(大爆笑)
なぜか憎めないですよね
ヒデちゃんの家内さんがおっしゃるように確かに憎めません。
私のことを息子のようなもんだというので、
だから私も・・・なんでしょうね。
実の母親には・・・
親不孝し続けたままなんですけどね^^;