洋瓦と断熱

今日は、先日のドバイの見本市から。

洋瓦と断熱1

 

各展示ブースを眺めながら歩いていると、屋根材のブースがいくつもある。
ああ、また瓦屋根の展示かあ、てなことで通り過ぎそうになったのだけど、

屋根材はいいとして、その下にあるものは!?


と気になったのは屋根の断熱材。

洋瓦と断熱2
よく観ると、単純に屋根断熱だべってことで済ませられない仕組みを持っている。
雨量のほとんどないお国では驚くほどシンプルな瓦葺き方法を見かける。
だからだろうか、雨が差し込んだ場合に備えてなのか凸凹なジョイントを採用しているし、
雨水を逃がす溝をもった断熱パーツも用意されていた。

 

ただ、凸凹ジョイントの断熱材はどうしても施工時に無駄になる材料が多くなってしまうので、
個人的には選択したくないジョイント方法ではある。
というのも我が家が同じような外張り断熱を行ったからだ。
端材は大きなものでも使えなくって、
比較的外壁の凹凸が多く、窓も多かった我が家では3割くらいが泣く泣く捨てられる羽目に。。

そんなことでその断熱素材の採用は我が家が最初で最後となった。

つくる側の発想と、使用する側の関係はいつも難しい判断に晒される。
使用する側にも二通りあって、
初めてでも誰でもリスクなく使用できることを望む使用者と、
その素材をシンプルな状態で自社の創意工夫を加えながら再加工(施工)したいと望む使用者。
無駄が多くなる素材は前者向けに作られたものに顕著ではないかと思います。

ごめんなさい。
なんか、屋根材の話のはずが小難しい話になってしまいました^^;;

瓦メーカーが断熱材をつくっているわけではないでしょう。
瓦のリスクを回避する屋根断熱システムもありますよってことではないかと。
でもそれは私にはとても参考になるわけで、ありがたい展示方法だと感じました。

最後に、

洋瓦と断熱3

 

瓦に組み込まれた太陽光発電。

個人的には、

ん・・・・、でした(笑

南欧のような家を建てる岩手の注文住宅なら。

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