岩手の住宅のために学びたい、南欧の塗り壁技術

塗り壁の実際の現場が見たいということで案内された場所があった。

南欧の塗り壁技術1

南欧の塗り壁技術1

この建物は数年前まで老人ホームだったらしい。
それを新しいオーナーがホテルにするのだとか。

南欧の塗り壁技術2

南欧の塗り壁技術2

プールもある。
老人ホームにプール?
富裕層向けの老人ホームだったのか、これがスタンダードなのかはわからない。
話の内容からすると老人ホーム閉鎖はリーマンショックの影響ではないかと。

いずれホテルだったらこのプールはプラス要因なのかもしれませんね。

まあそんな話はさておいて、裏庭の方へ回ってみると・・・

南欧の塗り壁技術3

南欧の塗り壁技術3

おお~、やってるぜえ。

これはコテ塗り作業の壁なんだけど、建物の周囲を歩くと、

南欧の塗り壁技術4

南欧の塗り壁技術4

こんな壁があったり、

南欧の塗り壁技術5

南欧の塗り壁技術5

壁を砕く作業をしていたり、

南欧の塗り壁技術6

南欧の塗り壁技術6

ローラー塗りしている人までいて、壁の状況に応じて改修法を違えているのがわかる。

日本の住宅はつくることに関する技術はあるが、維持補修技術は乏しい。
このように現場にはたくさんの手法が隠れていた。

このローラー塗り一つとってもそう。
塗り壁博士曰く「このローラーちょっと違うがな」と発見。

南欧の塗り壁技術7

南欧の塗り壁技術7

これなら塗料が壁によく入るわな。こりゃいいわ!

てなことで、ここで使われていたツール一式を購入決定。

専門ショップできれいなツールのみを観ただけだと分らないことも、
使用されている現場で見るとよくわかるわけ。
材料があるだけでは大した意味はないですからね、
何百年と磨き上げられてきた彼らのツールとノウハウもあって初めて
良い材料も最大に活かせるってものです。

南欧の塗り壁技術8

南欧の塗り壁技術8

木製サッシに、

南欧のドア塗装

南欧のドア塗装

内部の木製ドアまで再塗装しておりました。

やはり現場こそ、発見の宝庫です。

そしてここで発見したもの、

南欧のオレンジ

南欧のオレンジ

オ、オレンジが。

これって食べてもいいんですかね?

  いいんじゃない、

では一個だ、、

  ここの人は誰も食べないよ、おいしくないから。

えっ!?  あぁ、そぉ・・

これって、鑑賞用なんでしょうか(笑

南欧の塗り壁技術で家を建てる岩手の注文住宅なら。

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