2016に感謝。

年内にまとめたいことはたくさんあれど、それら全部をなんてとてもムリ。
なので、緊急なもの、現在進行形で結果の影響力が大きいものから順に。
その作業三つ目が断熱試験のまとめ。

断熱実験

2回いじっての結果がこれ。
当初に比べ、再現性はかなり高くなったかと。
あとは年明けに窓周りの線状性能部を再度いじってみることに。

それにしても、同じ環境下で断熱性能の違いで温度差15℃も出てしまう。
そしてちょっといじることで、1℃や2℃3℃なら振れる。
これが積み重なって住宅ローン金利よりも影響力を持ったりするわけだ、、、

グラフを眺めながら、そういえば・・・
温度の違いには、暮し手の設定温度の違いだってあるべ。
最近、これが無視できない。

ちょこっと思い出して2軒の家のデータをチェック。

 丸3年前の2013年12月31日

暮らしの温度1

こちらのお家は1、2階 24~25℃での暮らし。

同じく、丸3年前の2013年12月31日

暮らしの温度2

1階で20℃前後、2階で17℃前後での暮らし。

2軒の家の中の設定温度は5℃以上にもなる。
これまで観てきた当社の家の一般的な室温設定の中心は20~21℃くらい。
同じ高断熱性能の住宅でも暮らし設定温度はこれだけ違ってしまうわけです。

これらの結果を踏まえ、それぞれのご家族にヒアリングさせてもらったりすると、
設定温度に対する考え方の基準というかものさしの違いがある。
「暖かい」と感じるものさしを持って設定する温度、
「寒くない」を感じるものさし、寒さのストレスのない温度、
この二つの違いのようです。

当然、家の中で過ごす装いも違ってきますよね。

ちなみに、我家の設定温は20℃。
私のカラダが寒さを感じる温度は18℃、裸足での床温感がものさし。
そして就寝時、鼻づまりの酷くなる温度は18℃以下(笑

C値やU値はわかって説明してくれるけど、
その結果どんな温度で暮らし、どれだけの暖房費で生活しているのか、
そこまで説明してくれるって・・・同業者でも少ない。

シュミレーションで出てくるU値などの性能は大事だけど、あくまで目安。
どんな材料を、どう料理したら、どんな暮らし方に繋がるのか、
そっちの方がどんなに大事か。

結果検証アプリみたいなのがあったらおもしろいかもね^^;

さあ、今年もあと数時間。

洗車も、神棚も、雪かきもやった。

(それでも何か忘れているような・・)

今年一年ありがとうございました。

2017年に、またお会いしましょう^^

 

 

岩手の注文住宅なら。

 

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