ハニカムのチカラ

今日は建材展から、おもしろいと思ったものを。

イカス木材(1)

何気に見ると、厚い段ボールを重ねたものだと思ったのですが・・・


違った。

木のリサイクル材の活用とのこと。

以前展示会で強度を持たせた段ボールの活用提案を見たことがあったが、
それは段ボールで家具を作る、みたいなものだったと思う。
その時の先入観が、段ボールに見えてしまった原因かと^^;

イカス木材(2)

この棚はハニカムで空洞なのでとにかく軽い。

しかした木材(3)

棚の奥の背板にハニカムのウエーブをそのまま表したもの、
逆にハニカムを直交でカットしたものもおもしろい表情を見せてくれます。

廃材をここまでできるようになるまで10年ほどを費やしたのだとか。
開発者魂の話はいつ聴いてもおもしろい。

私がこの構造を見て思い出したのは、
ドイツの2階床構造に使われていたハニカム構造の床。
あれを見た時は感動したのでよく覚えています。

世界中で、新たな道を拓いてくれる人がいるってすごい。
再利用から、再活用へ。
その技術の恩恵で今の建築が成り立っているのかもしれませんね。

 

 

岩手の注文住宅なら。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です