窓の日よけシャッター

昨晩のゲリラ豪雨、幸か不幸か私は知らずに寝ていました・・

朝5時半、携帯電話の複数のエリアメールにびっくりするもピンと来ず。
工場に行く途中の川の濁りと流れの勢いでやっと実感したというわけです。

そして日中の久しぶりとなる澄み渡る青い空。
陽射しの強さに、「まだ夏だったべさ」と思い起してしまいました@@
ほんのぺっこ動くだけでどっぷりの汗・・;

こんな暑い日は普通の家なら熱気がこもりますます、
そこで今日はその対策となる日よけ?シャッターを紹介したいと思います。

ドレーキップ窓と相性の良い外付け防火用シャッター

窓の日よけシャッター(1)

 


準防火地域で家を建てる場合、決められた範囲の窓は防火戸認定を受けた窓か、
認定を受けたシャッターを付けるか、大きくは二つの方法が考えられるかと。

ただ、防火認定の窓だと私的にはどうしても欲しい断熱性能を得られない。
トリプルガラスで且つU=0.8レベルの性能なんてないですから、
結果、防火シャッターを選択ということになってしまうのです。

ここで、『防火シャッター』=『割り増しコスト』と考えがちになるのですが、
よく考えるとそうでもないのです。

窓の日よけシャッター(2)

例えば、この西日の入る窓。
陽に照らされた床面はパネルヒータ―と同じ温度だと思ってみて下さい。
部屋に熱気がこもるのは当然なことと言えます。

防火シャッターで日除けしながら換気できる

窓の日よけシャッター(3)

熱気の源をそのままに、窓を開け通気するという手もないことではないけど、
熱源が部屋の中にあるままに等しいのです。

窓の日よけシャッター(4)

防火シャッターを適当な位置まで下げるとこんな感じ。

風はシャッターの下部の隙間を抜け窓上部から入ってくる。
しっかりとした断熱レベルにし熱気の源である陽射しを遮れば
こもる熱の殆どを抑えることができるというわけです。

窓の日よけシャッター(5)

一般に夏の日中は窓を開けたくなりますが、
ほんとうに断熱が高いレベルになるとむしろ開けない方がいい場合もあります。
それは室温より外気温の方が高い場合です。

夜に窓を開け、冷えを採り込み家の中にしっかりと蓄冷する。
陽が高くなってきたら、陽射しの侵入を日よけシャッターで遮り、
冷えを逃がさないために逆に窓を閉めるのです。

夏はこの生活スタイルを実践される方が年々多くなっています。
高断熱だからできる、夏の暑さを防ぎ省エネで涼しく暮らす知恵ですね。

但し、外部に日よけを設ける場合、
一般に用いられることの多い開閉方式で外側に開く縦辷り窓は
建具とシャッターが干渉し合うので注意が必要です。

年々、暑さを増す岩手の夏。

お金を掛けずに涼しい暮らし、が理想ですよね^^

防火シャッターを日除け利用する岩手の省エネ住宅メーカーなら。

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