南欧の家づくりヒント

今日は私が南欧の道端とかで拾い歩くポイントを紹介。
一般の方にはしょうもないくず箱行きかもしれませんが・・・^^;

南欧の家ポイント (1)

南欧の家ポイント (1)

これは訪問先の工業団地内で見かけた倉庫。

いたってシンプルなんだけど、
青い空に映え、さりげなく目を引くんですよ。この倉庫が(笑
ただの倉庫なのに・・・ なにが目を引くんだべ・・・

ずっと気になっていて、白い外壁にこの青いドアだからなのかなあ、
ドアの色はRALなら5001番くらいか・・

そんなことを考えながら近づいて行くと、
私を惹きつけたものの正体は、色もさることながら庇だとわかった。
小さな波のスレートでかけた庇が外壁の白さ青いドアうまく繋いでいるのに加え、
両端を50センチほどずつ延ばしているのもこれまたいい!わけ。
そしてその上の倉庫ナンバー、これも絶妙。

そんな感じ方をするのは私だけかもしれませんが、
狙ってなのか偶然なのかはわからないけど、私の琴線に触れた南欧の1ポイントです(笑

南欧の家ポイント (2)

南欧の家ポイント (2)

これは散歩の途中に、外構とかのネーミングの据え付け方法のアイデアとして使える時もあるかも?
てなことで撮ったもの。

南欧の家ポイント (3)

南欧の家ポイント (3)

これは窓のコンビネーションの中に、ドアを組み込むアイデアとして使えそうなので拾っておいたもの。

なんだけど・・・
撮った写真をズームしてみたら、窓両サイドのグレーの石積み?はしっくいとかで、
人工的につられたものではないかと気づいた。

バルの梯子酒の合間でも、こうしてとりあえず写真に収めて置くって、大事ですよね。

南欧の家ポイント (4)

南欧の家ポイント (4)

奥深い窓にしたときに、外側窓台にプランターを置いてみたい時、
固定する方法として「こういう金具があるんだあ」と撮ったもの。

南欧の家ポイント (5)

南欧の家ポイント (5)

最初は漆喰でつくる平石積風に引かれたのに、結局窓に惹かれてしまった。
アイアンの格子が扉のように開き、内側の雨戸的木戸がスウィングするなんてね。
それでやっとガラス窓に行きつくしかけなんて初めて見た。

さて、ガラス戸はどういう風に開く仕掛けなのか・・・
なんてことを考えるだけでいい頭の体操になっている。

南欧の家ポイント (6)

南欧の家ポイント (6)

これまたアイアン、こういうデザインで塀への使い方もあるんだなあ、って撮ったもの。
アイアンをデザインポイントとして考えるなら・・・

アイアン博士に相談してみるしかないか。

南欧の家ポイント (7)

南欧の家ポイント (7)

かなり粗削りだけど、これはこれで個人的には好みでして・・・
下のほうの剥がれ感も好きな雰囲気かな(笑

南欧の家ポイント (8)

南欧の家ポイント (8)

ホテルも家づくりポイントの拾い場所としては定番。
これはスキップフロアの参考にと撮ったもの、

南欧の家ポイント (9)

南欧の家ポイント (9)

ホテルのロビーを配色の参考にと撮ったもの。

南欧の家ポイント (10)

南欧の家ポイント (10)

本物の石積みであろうと、造られた石積み風であって、
私にとってはどちらも表現の幅としては重要なテーマなんです。

たとえば、入り口両サイドの外壁の石の浮き具合いもそう。
さりげなく表現したいなら右だし、ある程度石の地を出したいなら左だよね、
てなことになる。

そして、この表情はほんとうに石でなければできないのか?

もし、漆喰だけで表現するなら・・・

先ず、厚塗りタイプのもので全体を厚塗りする、

石肌を表現するなら2.5㎝厚は欲しいか、、、
1時間ほど経過したら石肌をつくり始める。

そして翌日、目地部分をザックザックと削り落とし、

それから見地部を含め石肌の上から粗い骨材で塗り込んで、
手早く石肌を見せたい加減で軽く洗い出して、完了。

とか、一度は考えてはみる。

でもそれから、工程としては手がかかり過ぎるんでねえのが?と自問タイムへ。

漆喰を団子状にしてから、石風に仕上げた方がいいんでねえのがなあ?
その方が手間のかかる一工程なくなっぺし、材料も無駄になんないべ。

とかね、

街で拾いながら、そして拾ったあと写真を見ながら、我が妄想を繰り広げるわけです。

できるできないにかかわらず、

もし、やるとしたら・・・どうする?

てな仮説を立てるのが私の一番の生きがいかもしれません(笑

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