健康に暮らす家って。

築80年を超える住宅で、トリプルガラスの木製サッシが採用されていた北欧の家。
岩手の80年前の家って・・・
木製は木製でも一枚ガラスの隙間だらけの窓が一般的で、
ペアなんてなかったのではないかと思う。

築80年の家

築80年の北欧の家

だから、こんなに開放的な窓が可能だったとも言えるのかもしれないけど。

札幌ほどの気候で80年前にトリプルガラスの窓なんて、
日本では誰も想像したことなんてなかったでしょうね。

北欧に限らずヨーロッパでは家の室温など、
室温を21℃以上に維持できないのは住居として認めないとか、
就寝時の推奨温度は18℃以上とか、
温熱環境に対するはっきりとした基準や規制があるのも頷けるような気がします。
それだけ人間が健康に暮らすために、住居を最重要に考えているのだなあと思えます。

先日、星旦二先生の講演を聴く機会がありました。
春に初めて拝聴しおもしろいし、多くの事柄を学ばせて頂いていたので、
2回目となる今回も若いスタッフ5名と聴講したのでした。

健康って、若いスタッフたちにはピンとこないかもしれませんが、
私のようなオヤジには結構響くものがあるものです(笑

今日は先生が推奨している住環境に関する10項目を紹介します。

1.冬期、朝、窓ガラスが結露していない。

2.冬期、口腔内乾燥していない。

3.冬期、風呂場気温が18℃以上

4.部屋別温度較差が2℃以内

5.冬季、寝室でエアコンを使わない。

6.エアコン内部、カビがない。

7.壁が漆喰

8.床は無垢の木

9.東南アジアの家具を使っていない

10.開放型ストーブを使っていない。

そして、50、60年前の日本には花粉症はなかったのに、今なぜ。
その大きな要因の一つは住宅にあるとも。

それから、春に教わったことですが、体温を上げること。
そのためには、バスタブに20分は浸かりなさいと。

このアドバイスを実践しようと試みてみた私ですが・・・

普段カラスの行水な私には、ムリでした。
20分が、あんなに長いなんて思いませんでしたよ^^;

家族が健康に暮らすことが一番。
そのために、最重要である住宅をどうするべきか。
断熱でつくる家の温熱環境、素材選びでつくる空気の質ってことですよね。

まさに、私が目指しているものとぴったんこで元気が湧いてきます。

健康住宅の道標

健康住宅の道標

星先生、ありがとうございましたm(_ _)m

最新刊は、「ピンピンコロリの新常識」
もちろん最新刊も読ませて頂きます^^

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