大切な家の温熱環境

岩手ってほんと寒い!
朝、落ち葉拾いのガールズも、
作業が終われば肩をすくめ駆け足で撤収するくらいですから^^

家の見学会:岩手県盛岡市1
でもね、

今日から公開中の完成したお家の暖かさは別世界そのものでした(笑

陽射しに近寄りたくなる至高の温もりを迎えられたら、
朝から一日のモチベーションも高まると言います。

床暖房と陽射しのコラボ。

床暖房で室内や部屋間の温度差がなくなるだけで、
お母さんの活動量って、歩数にして毎日3400歩増え、
子どもの活動量は1.6倍になり病気知らずになる。

そんな調査結果を見ながら、

そりゃあ、ご飯も美味しくなるよね。

と納得してしまった。

子どもでもない私のようなオッサンでも、
考えてみたら、ここ何年もまともに風邪を引いたことがない。
子どものように運動量は増えてはいないと思うけど(笑
これはわが家の温熱環境に因るものなのかもしれないなあと、
今になって思う。

そういえば、
子どもの頃からの持病の喘息も、発作はもう数年?もなくなっているしね。

家中、どの部屋にも温度差なく、冬期間18℃~21℃に保たれているからだろうか。

欧米などでは、法律によって室内での健康が守られていて、

例えば、

イギリスにおける
・健康リスクが現れる温度 19℃
・健康な温度       21℃

アメリカで州ごとに定められている
・室温規定は、概ね18~21℃

この室温は我が家の経験的室温設定とピッタリと重なり、合点が行く。

室内環境、温熱環境って・・・
目に見えないものだし、
健康リスクが上がったとか下がったとか、すぐにわかるわけでもないしね、
振り返ってわかるような世界なのかもしれません。

私たちは、
寒い冬には、風邪を引くのは当たり前だと思っていたり、
一部屋だけ暖かければそれで良し!とか、
暖房したら空気が乾燥するのは普通でしょ。
これらはぜ~んぶ、岩手の冬なら当たり前なこと。

家で変えられるなんて、考えたこともない。

そういう人は多いのではないでしょうか。

私もこの仕事をする前までは微塵も想像できなかったですけど^^;

例えば、

家の見学会:岩手県盛岡市2
見えないけれど、
この無垢の床材の下では、人の体温よりほんの少し高い温水がゆっくりと流れ、
窓の三枚ガラスを通って床を照らす陽射しの熱を蓄熱層が受け取り蓄える。

そして、

熱を逃がさない窓と高い断熱性が家のほんわかとした温もりを保っている。

そんなことを想像しながら、今回公開のお家を見学して頂けたら、
温熱環境の大切さを肌で感じてもらえるのではないかと思います。

性能の肌感て、冬にしかわかりませんからね^^

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