ヨーロッパの塗りの表現

1月のドイツの住宅建材等の展示会を歩いていると、
つい塗り壁等のブースに見入ってしまいましたので、
今日はその一部を紹介します。

ヨーロッパの塗りの表現 (1)
展示ブースに置いてあるこういう実サンプルをチェックして歩くのですが、
こんな仕上げができたら・・・
そんなブースについ立ち止まってしまいます。

ヨーロッパの塗りの表現 (2)仕上げサンプルに触れながら、

この仕上げの表現はどうすんだべ?

てことになると、そこから探究は始まります(笑

そこで実際の作業工程を見せて頂くわけです。

ヨーロッパの塗りの表現 (3)どんな材料をどのように使うか、どんな工程にどんな時間を要するかを確認しながら、

ヨーロッパの塗りの表現 (4)この石灰も混ぜるのかあ、

色を作ってから、漆喰で厚みをつくるような感じだ。

ヨーロッパの塗りの表現 (5)実際に工程を経て、塗り上がったものがこれ。

漆喰で濃い色を表現したい時、アクセントウォールとかに使えるかもなあ。

とか、想いを馳せながら、デモンストレーションが終わると次のブースへ。

ヨーロッパの塗りの表現 (6)こういう遊び心が一番和みます(笑

これは、繊維壁を塗ってすぐに削り落として描いています。

塗る技術、それにまた塗り重ねる技術、それとは逆に削る技術、

それらを組み合わせ、壁に誰も見たことのない新たな表情が生まれるんですねえ。
色とか配分とかまで違えたら、
仕上げの種類は星の数ほどになるのかもしれません。

この分野って・・・奥深すぎます^^;

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