新築アパートのパネル組立て工事

今日の現場ではフレーミングがスタートしました。

2×4フレーミング:岩手県盛岡市私が工事現場に立ち寄った時は、写真のように2階床パネルを据えている最中です。

構造用TJIの床ネタがこれだけずらっと並んで見えると、壮観ですね。
住宅にしては少し大きめでしょ。
こちらは戸建て住宅ではなく、2階建ての共同住宅、簡単に言えばアパートです^^

一戸建ての住宅と違って作業域が広いため、
自社工場で製作した構造パネルをクレーンで設置個所に送り込むのに時間が掛かるので、
戸建て住宅に比べると当社スタッフたちの作業ペースは、
いつもより少しゆっくり目な感じです。

昔、数百坪の3階建てアパートを建築した時などは、
クレーンを同時に2台で組み立て作業をしたものですが、
そこまでではありませんので、私的は歯がゆいところかな^^;

住宅の構造を自社でパネル化してから20数年。
手順や加工率を上げるための改善や工夫の繰り返しです。
これは今後、どんなに機械化されようが自動化されようが、
きっと変わらないんでしょう。

最近、食品ロスが話題になっていますが、家づくりも例外ではありません。
現場加工から工場でのパネル化した当時は、
工場のパネル化は現場サイドでの加工に比べ端材がかなり減って喜んだものです。

ですが、ここに来てもう一段ロスを減らせないものかと思案中です。

問題は工場でのパネル化の際に発生する端材だけではありません。
当社は海外からコンテナで直接輸入をしています。

すると、

梱包の木箱1こういうものをもれなく輸入することになります。

輸入材料を輸送中にダメージを与えないように、
コンテナの中でもしっかりと木枠で梱包してもらっているのですが、
輸入材料した材料を使用すれば、
そのあとに残るのがガサばるこの木枠たちです。

何か、このままで良い使い道はないものでしょうか。

こんな木枠でも、新たに作ろうとしたらそれなりにお金はかかりますからね。

この木枠を重ねて棚受けとして利用し、全体をビニールで囲って・・・
ビニールハウスや食物工場なんてのどうだべ?

とか考えてはみたものの、

梱包の木箱2
悲しいかな結局、
細かく切断し冬用の暖房用の薪に、それ以外は焼却処分になっているのが現状です。。

いつか使い道が見つかるかもしれないと、取って置いた時もあったけど、
最後は処分するしかないのです。
でないと、次のコンテナが来た際に材料を置く場所がないわけで・・・

食品ロス、建築材料ロス・・・

無駄にしない技術って、今後の課題ですね。

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