電磁波が・・・

ふと目にした業界新聞(北海道住宅新聞)、
ー電磁波に潜む健康リスクー
と表紙には大きな文字のタイトルが!?

頭痛、めまい、吐き気・・・

電磁波の話題って・・・何年ぶりだべ?

私の中で電磁波がテーマになったのは20年程前。
自分ごとからで、
電磁波測定器を購入し我が家のIHを測定してみると、

なんと、測定上限を振り切り測定不能だった。

なんだこりゃ!

酷いのはわかるが、電磁波がどれだけなのかが見えない
測定できないことが不安をより大きなものにしたものです。

それから住宅内に限らず生活シーン周辺で、
電磁波のリスクがありそうな箇所を測りまくりました。
今はほとんど気にならなくなった携帯電話も当時は酷いもので、
シャープ以外ほとんどの機種が測定不能。

その携帯電話からヒントを得て、IH調理器各メーカー調べみると・・・
ビンゴ!
シャープだけが電磁波が低かったのでIH調理器だけはシャープにしたものです。

それから数年すると、東芝のIH調理器が低電磁波になり、
その後携帯電話がフォーマになった辺りから殆どのメーカーのIH調理器が
測定してみても振り切ることのない低電磁波のものになったと記憶しています。

現在は電磁波だけでみると、IHより食洗器の方が強いくらいではないかと。
ですが、食洗器の場合は、
食洗器の運転中、その脇に立っていることは珍しく離れていることが多いと思い、
私の場合はそれほど重要視しなくてもよいのではないかと感じています。

こだわっていた当時、むしろ心配だったのが子どもの勉強机を照らす照明。
当時は横長の蛍光灯が主流で、
真面目に机に勉強すればするほど長時間にわたり照明器具に頭が近づいてしまう、
そのことが潜在的な怖さっていうかな、そんなことを感じていましたね。

その後、シックハウス関連のNPOを手伝ったこともあり、
化学物質過敏症になってしまった方の家の改修支援もしたことがあります。
新聞記事の中でも説明していましたが、
電磁波過敏症になる方の8割はシックハウス症候群から移行するというのは、
当時私も化学物質過敏症になられた方の話からリアルに聞いていたことです。

体質が次第に電磁波にも過敏になり、
新幹線にも乗れなくなってしまうし、
道路を歩いていても道路わきの家の中でテレビの点け消しがわかるのだそうで、
それだけ敏感になってしまい、
生活できる安全な範囲が極端に狭まってしまうのかを教えて頂いたのです。

記事内には、日本国内の人口の3~6%が発症か、との内容も。

おいおい、まじか?と思ってしまいます。

もし、この数字が本当なら、
頭痛とかめまいなど感じたとしても電磁波が原因と自覚していない人も
含まれた数字なのかもしれません。

そしてある無線LAN設置した小学校の教室では授業中は放課後の6倍の電磁波、
無線LANのない教室の370倍の例もあったとか。

おとなも子どもも家庭外での被ばくは今後も多くなっていくのかもしれません。
確かにインターネットの普及や増え続ける電子機器類は防ぎようはないのかもしれない。、
そうなると、疲弊した身体を回復させる場所は自宅しかないことになります。

私には社会を変える能力などありませんが、
できるとしたら住宅内で肉体がもっと癒されるようにしないといけないのでは。

しばらくタッチしてなかったけど、もう一度再確認してみる必要はありそうです。

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