気忙しかったせいか、ここもしばらくサボってしまいました。。
サボっていた間の、どうでも良さげな視界を紹介します。
先ずは、最近では中々お目にかかることのなかった古民家を。
というか、
大阪でお招き頂いた食事場所がたまたま古民家だった、
ということなんですけどね^^;
車1台がやっと通れる狭い路地の一角にあった民家。
表から眺める分には小っ暗真っ暗していてライトアップも看板もない普通の佇まい。
道路から敷地内奥へ10数メートルくらい踏み入れると、
やっと玄関までの足元を照らす明かりが見えるようになります。
その後促されるままお部屋に通され・・・
雰囲気に呑まれるままに乾杯(笑
ビールの銘柄はいつもと変わらないのに、錯覚?なんでしょうね、
こんな雰囲気の中で飲むと何やら格別なビールを飲んでいるような気になってしまいます。
こちらのお店はふぐ料理がメインです。
ホールの水槽で泳いでいたフグたち。
体長は40~50㎝くらいあり結構でかい。
食事を終えてから見たからよかったものの、
もし、食事前にこの愛らしい姿を見ていたとしたら、
おいしく食べれたかどうか・・・
自信はありません(笑
食事を終え、スタッフの方が古民家内を案内してくれるというので、
喜んでお言葉に甘えることにしました。
中庭を囲む回廊。
お部屋はすべて畳の上にテーブルと椅子のスタイルで全個室のようです。
そしてこちらが、
この古民家で最も古い棟のお部屋で築370年なんだとか。
息を呑みながら、370年という月日を想像してみましたよ。
部屋の柱に無造作にかかっていた入用帳は当時のそのままの物だそうで、
触ってもいんだべか・・・
とお聞きしてみると、「どうぞ、遠慮なく」とのやさしいご返事に、
またまた甘えてしまいました(笑
結局、わたしのAIでは解読不能・・
でもね、触れただけで満足なんです。
こういうものって、歴史館とかならガラスケース越しに眺めることはあっても、
触れるなんてことまずありませんから、
ほんのぺっこタイムスリップできたような気がします。
そして右奥に見えた階段も・・・
気になります。
これまた、了解を得て階段上を見学させて頂くことができました。
階段上部に蓋?の板があり、忍者の気分でそれをよけてみると・・・
何もありません(笑
ですが、柱や壁の煤気感や揺らぎ感には何とも堪らないものがあります。
お店としてきれいに改装したお部屋もチェック。
上品に仕上がった壁。
歪んだ手すきガラスや板の伸縮でできた隙間も、
普通の家なら気になるものも、
この古民家なら味わいとして見えてしまうから不思議です。
もし機会があるなら、
この次はぜひ明るいうちに感じてみたい!
そんな古民家の佇まいでありました。
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