大きく開く窓

大きく開ける窓となると、
数寄屋のような日本家屋によく見られる縁側の窓でしょうか。
昔でいうと何枚もの建具を戸袋に収めるしくみ。
あの仕切る窓や壁のない完全に屋外に変身するあの空間はかなり惹かれるものがある。

最近では引き違いのテラス戸だったり、真ん中から両サイドに折れるタイプかな。

ですが、岩手の気候に適した性能のテラス戸とかになると、断熱的に疑問がある。
これからの時代に必要な性能をと考えると・・・
断熱性は大いに不足することになる。

そこで岩手にも必要な高い気密・断熱性能を持ち、
好きな時好きな場面で大きく開けることができるテラス窓として採用したのが、
当社で人気のフォールディングドアという開閉スタイル。

この開閉スタイルに初めて出会ってから、実際に皆さんに提案できるようになるまで、
十数年経ってしまったでしょうか、、^^;
一時は妄想のみで終わるのかも?と思った時期もありますが、
何とかこうしてたくさんの方に採用して頂けるようになれて感謝しかありません。
思い続けるってほんと大事ですね。

これまでも何度かフォールディングドアの開き方についてご紹介しましたが、
これまでは室内側からだったので今日は外側から見た状態で説明しようかと。
もう知っているよって方は、思う存分スルーしてください(笑

大きく開く窓(1)

大きく開く窓(1)

これがフォールディングドア4連窓タイプです。
現在、当社での主流は3連と4連。

過去には5連タイプを採用して頂いた家もありますが、
もしどなたかで、6連タイプなどを希望される方がいらっしゃったら、
大歓迎ですので気軽にお申し付けください^^

私的には・・・
まずは、こちらの窓枠の仕上げ色の雰囲気から見て貰えたら嬉しいかな(笑

質感というか、このウォルナット色の木目とか肌感?みたいな部分を
感じ取って貰えたら嬉しい。
室内側からの写真だと分かりにくいですからね。

大きく開く窓(2)

大きく開く窓(2)

開く手順としては先日の大開放の高窓と基本は同じです。

大きく開く窓(3)

大きく開く窓(3)

この一枚の扉部分が屋外との出入りのためのドアになります。

大きく開く窓(4)

大きく開く窓(4)

ここからが全開放する時の手順になります。
スタッフが手をかけている部分にあるロックレバーを引きます。

大きく開く窓(5)

大きく開く窓(5)

それから・・・
見えるでしょうか?
奥2枚の間のレバーを水平にして引きます。

大きく開く窓(6)

大きく開く窓(6)

今の手順で建具を室内側に引き始めると写真のように3枚の建具が折り畳み始めます。

大きく開く窓(8)

大きく開く窓(8)

3枚すべて折り畳むと大きく開き、
室内と屋外が繋がり空間は一体になるというわけです。

トリプルガラスなのに、女性が力むことなくスムースに開け閉めできる、
これがいいんです。

以前、北欧から輸入したトリプルガラスの高断熱サッシのテラス戸がありました。
いざ採用してみると、開けられることは開けられるのですが、施主の奥様曰く、

この重さは・・・
パパなら大丈夫、でも私じゃ・・・ちょっと頑張り要りそうだよね、
子どもとかお年寄りなら開けられないかも。
まあ、窓開けるのはおパパがいる時にしか開けなければいっか(笑

そんな場面の記憶に残っています。

当時からしてみれば、

トリプルガラスの高断熱サッシでありながら、
当時の窓よりももっと大きく開くことができ、
それでいて女性でも苦も無く開けられる大きな窓。

だから、皆さんに受け入れられたのかもしれません。

大きく開く窓(9)

大きく開く窓(9)

ここからの風を感じながら、週末のブランチを過ごすのも良し、

室内と繋がりながら、家族でバーベキュータイムを過ごすのもいい、

滅多にないかもしれないけど、
荷物をバンバン出し入れする時には最高に便利なんだとか(笑

窓が必要な時にいつでも大きく拓く、

そのシーンは、あなたの暮らしにどんな変化をもたらすでしょうか、

もし、この窓が気になる方がいらっしゃったら、

今週末の見学会でその暮らしをぜひ描いてみてください^^

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