ドイツで、住宅外壁の断熱厚さ自慢?

ちょっと時期を逸してしまいましたが、今日は昨年11月に訪問したドイツの住宅展示場での話を。

道路を歩いていると、スーツを着た紳士なおじ様が一人、展示場外の玄関脇でたばこをプカプカ。

この展示場は後回しにすんべ!と思い、通り過ぎようとすると目が合いニコ♪ときた。

笑顔は日本のお家芸よ、とばかりに私も空かさず微笑み返し^^

すると、何やら話しかけてくる。
○×△☆??
どうやら、手招きのそぶりから
おい、そこの兄ちゃん、こっちへ来てみろよ!
ということらしい^^;

促されるまま、展示場の中へ。

セールスおじさん

すると左写真のように、

ほれえ、これ見てみろよ。

すごいべえ!

こんなんだぞお!!

(訛ってはいなかったですが
そんな風に言っているような気配^^;)

上のおじさんさんが私に自慢したかったのは、壁の厚さ&断熱材(下の写真)だったのです。

壁自慢?

それからカタログを開いきだしたので、

何やら細かいこと説明しだすんだべか・・・

と思ったら、私の思い過ごし・・;
写真の開かれたカタログの下の縁のところをよ~く観て下さい。
ものさしと同じように目盛りがあるのが分かりますか?

そう、このおじさんはカタログを見せたいのではなく、カタログの目盛りを当てることで、
ほりゃ、見ろ!この壁は45センチもあるんだぞ!と言いたかったのわけ^^;

最近では壁厚にさほど興味はないんだけど。。。
と思いつつもせっかくなので、私も調子付き、おおお、すげえべえ!とかリアクションでお返し。

そしたら、気をよくしたおじさん、お次は断熱比較へと案内してくれた。

断熱材比較
このような比較モデルは、断熱材に限らずよく見かけるので、

あ、これね。うちにもあるわ。

と思ったら、大間違い。

断熱材より何よりこの比較箱にはちょっとしたカラクリがあったんです。

ここで初めて、な~るほど・・・と新発見!

こんな感じで、たまには流れに乗ってみるのも発見があるもんです。

それにしても・・・こんな気さくなセールスおじさんて、日本ではなかなかお目にかかれない。
私も歳を重ねればこんなおじさんになれるんだろうか・・・

ていうか、もしかしたら同じくらいのお年頃だったりして^^;

  追:昨日投稿したつもりでいたのに・・・
    今朝(10日)みたら投稿になっていませんでした(汗)

ドイツのような高気密高断熱住宅を岩手で建てるなら。

5 件のコメント

  • その比較箱のカラクリ・・・?
    もったいぶらないで教えてくださいよぉ。
    下の引き出しが怪しいなぁ。
    あっ、全然違いました?

  • アルボンさん、からくりという表現がまずかったですね^^;
    説明すると長くなるので単純に結論だけを。
    普通ならセンサーは断熱の内外で考えてしまうわけですが、
    この比較箱ではセンサーを断熱材中に設置してたのですよ。
    外周温度の影響を避けるにはナイスアイデアなわけです^^

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