当社の分だけが逃れたという奇跡な話

昨日の日中はさぼって?ちょっくら露天風呂へ。
一時間程だったけど、この時期ちょっと贅沢させてもらった。

露天風呂

時間帯を狙ったこともあり、貸切。

湯船に浸かっては、中央の大きな石に上がり日なたぼっこ。
昨日の陽気&気温は、湯船から出てもちょうどいい感じ。
真ん中の石の上でいろんな姿勢をとってみる。

勘違いしないで欲しい。
石の上で考える人モデルよろしくポーズをとってたのではない。
むしろ、考えない考えなくてよいポーズを探した。
で、結局は天を仰いで寝るのが一番だった。

あの石って、ちょうど背筋が伸びてちょうどいい曲線なんです。
両手を頭上に伸ばすと、ほんと気持ちがいい。
今度行かれることがあったら、ぜひお試しあれ。

ただ、衆目の中ではちょっと・・かもしれませんけど。


今回の震災では毎日のように、たくさんの奇跡的なニュースが報じられている。
その一つ一つが届けられる度に、
何かわがことのように湧きあがるものを感じさせられている。

ニュースで見たり聞いたりしたこと、それしか知らないけれど、
生き抜いた人たちの数だけ、そこには私たちの知らない奇跡があるはず。
だから、今回助かったものはすべてが奇跡なんだろう。

震災後1カ月近く経った昨日。
当社にも、電話で奇跡の一報が届けられた。
震災後壊滅した工場や倉庫の情報ももたらされた。
空撮画像も見て、その状況は確認していた。

そのエリアの瓦礫撤去などの作業が開始され、
その中に奇跡的に難を逃れた製品があったという。、
確認すると、なんと、それが当社のオーダー分だったというのだ。

その分は震災後すぐ、諦めざる追えないと判断し、
既に別ルートで手配してあり、工事に支障がない状態にはなっていた。

でもだ。
生産を終え、出荷待ちとなっていた製品たち。
津波に呑まれていれば、それはただの瓦礫となっていたはず。
それがこの時期になって、蘇ったかのように、無事だったとの連絡だ。

一報が届けられた昨日という日のタイミングもまたまさに奇跡的。
ある案件を引き受けられるかどうか、ギリギリの線で検討し、
あとは私の決断のみ、という状況を抱えていたところへの一報。

だから、その一報を聞いたあと、つい、
「それって、奇跡だべ!」って叫んでしまった。

奇跡は、私たちに届けられた。
さて、この奇跡をどう扱うべきか、
逆にそんな緊張が生まれてきた。

この奇跡、大事に扱わなきゃならない。
奇跡が一番喜んでくれる使い方って・・・何だ?
そんなことで昨日まで悶々としていた。

モノはモノである。
元々の目的に使えばいいだけだ。
とは単純に考えてもいいはずなんだけど、
どうも、
タイミングとか状況によって、こんなにも意味を探してしまうものなのか、
我ながら不思議な感覚。

そんなことで、
昨日は頭と心をリセットしたいと思い、久しぶりに露天風呂に浸かりたくなった。
バイクで走るにはちょうどよい陽気に、ちょうど良い距離。
のんびり走った。

おかげで、

余計なものが洗い流され、頭の中はすっきり。

さ、がんばんべ!

岩手で家の新築・建替えのハウスメーカーなら。

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