今日の家づくり教室では、家を維持するために気になる屋根や外壁の耐久性、欧米の考え方やメンテナンス方法についてお伝えしました。
そこでせっかくなのでセミナーで紹介した、足場なしでできる外壁のクリーニング方法についてここで再度紹介しようかと^^
ここで紹介するのは、あくまで当社で採用している漆喰仕上げの外壁に関してなので、違う外壁材でしたらまた違う方法になると思いますのご注意ください。
外壁の汚れをきれいにするのは、専用の洗浄剤を塗るだけの作業です。洗浄剤塗布後に洗い流したりする作業は必要ないので、作業は「塗る」一工程のみになります。
足場なしで外壁の漆喰仕上げをきれいにする方法
まず、足場なしで家の2階外壁に塗布する場合は、
このように、先端にローラーを付けた伸縮するバーで転がして外壁面に洗浄剤を塗布していきます。
実際は下の方から順に塗り上げていくのですが、あくまで高い場所の作業イメージとして見てください^^;
そして当社で採用している窓は外壁より奥まっているので、外壁からの折り返し面があります。その部分に塗布する際はドレーキップ窓を内開きにすれば作業を簡単に済ますことができます。
まずは枠下から転がして・・・
2回ほど繰り返せばより完璧に近くなるのではないかと。
こんな作業で、外壁を復活させることができるのです。
簡単でしょ。
当社で用意している伸縮バーは、長さ1m、2m、6mの3種類。
これで、いつでも外壁クリーニング♪できますよね。
外壁のメンテナンスしたいと思うと、外壁塗装の業者さんなどに依頼しなければならないと思われている方がほとんどではないでしょうか。当然外壁の作業となれば業者さんは足場を組むのが前提となります。ですが、この足場費用がむだに高い、そして作業を終えれば残らないものに、私ならできればお金はかけたくないかなって。
外壁をきれいに保ちたい方は、お休みの気が向いた時にでも自分でちょちょいとやれますし、足場をかけてるわけじゃないので期限を気にしなくてもいいわけです。できる分だけちょっとずつやればいい、そう思うと気が楽になるのではないでしょうか^^
実際の漆喰外壁洗浄ビフォー&アフターなら以下で確認を。
ここで紹介するのは、しっくい外壁を新築時のようにきれいに維持したい方向けで、極端な話漆喰は石です、多少くすみ汚れが付いたとしても外壁が劣化しているわけではありません。古めかしさが好みの方には外壁面のクリーニングはおすすめしませんので、そのまま経年美をお楽しみ頂ければと思います^^
最後に、役割の終わったプチ暴露テストを紹介。
念のため、とりあえず確認しておこうかってことで、外壁周りに使用する可能性のあるテープ類3種を漆喰下地に入り込んだ場合のテストです。
雨や陽射しに曝して3週間、これでこのサンプルの任務は完了!です。
こんなものでも毎日見てたら不思議ですね、
なんか愛着が湧くもので捨てるのが惜しい気分になってしまいます。
でも、
捨てるしかないんですけどね(笑
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