プロとしていくつかのこだわりがあります。
その一つが、お客様のことを考えたら、雨に濡らすような建築をすることは許されない。
「柱や梁って、雨に濡れても大丈夫なのかな?」
「雨の日に柱が濡れている建築現場があるけど、本当に大丈夫なのかな?」
「目に見えなくなる場所だからこそ、濡れるのが一番不安……」
「木材が水分を含むと、将来の結露や傷みの原因にならない?」
「長く住む家。乾いた状態で建ててほしい……」
その通りです。
末永く住み続ける大切な家だからこそ、建築中の構造材を濡らしてはいけないのです。
これらは、大切な家族の住まいを想うからこそ、家づくりを始めた多くの方が抱く切実な願いです。本来、家を建てている間の構造材は、可能な限り濡らさないことが理想です。
雨の日に建築現場を通りかかり、「あんなに雨が降っているけれど、中まで濡れてしまって大丈夫なのかな」と、自分の家のように心配になったことはありませんか。
一生に一度の大きな買い物。もし自分の家だったら……と、心から納得できる対策を求めるのは当然のことです。
そんな「雨に濡らさず、最高の状態で家を仕上げたい」という願いに応える技術があります。
それが、岩手県の建築会社・大共ホームが採用している「1日フレーミング工法」です。
この記事では、大切な住まいを雨から守る「1日フレーミング工法」とはどのようなものなのか、その仕組みやメリット、そして確かな品質を保つための具体的な方法を詳しく解説します。
1. 天気に左右されない!「1日フレーミング工法」とは?
まずは、そもそもフレーミングとは何を指すのか、なぜ大共ホームで採用しているのかなどをご紹介します。
⑴そもそもフレーミングとは?
木造の住宅を建てる方法は、大きく分けて「在来工法(木造軸組工法)」と「2×4(ツーバイフォー)工法」の2つがあります。
在来工法で骨組みしていくことを「建て方工事」と呼び、2×4工法で枠を組んでいくことを「フレーミング」と呼びます。
| 工法 | 内容 |
| 在来工法 | 柱や梁(はり)などの「骨組み」で建物を支える |
| 2×4工法 | 壁や床、天井などの「面」で建物を支える |
「1日フレーミング工法」は、2×4住宅のフレーミングを1日で終える工法を指します。
⑵2×4(ツーバイフォー)工法のメリット&デメリット
壁や床、天井などの「面」で建物を支える2×4工法には、次のようなメリット・デメリットがあります。
| メリット | ・耐震性能が高い
・断熱性能が高い ・気密性能が高い ・結露が発⽣しにくい ・湿気に強く腐⾷しにくい |
| デメリット | ・リフォームの自由度が下がる
・対応できる建築会社が少ない |
2×4工法は、面で建物を支えるためグラグラしにくく、在来工法よりも耐震性能が高くなります。また、面をつなぎ合わせることによりすき間が発生しにくいため、断熱性能・気密性能も高まります。その結果、結露の発生を抑えられるようになり、湿気に強く腐食しづらい家になることもメリットです。
一方、2×4工法では、柱ではなく壁で家を支えているため、壁を抜いて部屋をつなげるようなリフォームは難しくなります。また、日本では在来工法が主流であるため、理想の家に近い2×4工法の家を建ててくれる建築会社が少ないこともデメリットです。
⑶1日フレーミング工法をはじめた「原点」
私たち大共ホームが1日フレーミング工法をはじめたのは、とある現場で雨上がりの日に、床にたまった雨水を必死になってかき出している施主様と奥様を見たことがきっかけです。
注文住宅の現場では、構造の組み立てには2週間~3週間かかるのが一般的です。その間に、雨に打たれることも少なくありません。正直なところ、それは注文住宅の建築現場では、ごく当たり前のことなのです。
しかし施主様にとっては、何千万円もかけて建てるマイホームが雨に打たれるのはとてもがまんできない、そして悲しいものであることを、そのご夫妻と一緒に水をかき出しながら痛感しました。それが1日で屋根まで完成させ、家を引き渡すまで内部を一度も雨に打たせない1日フレーミング工法の導入を決意したきっかけです。
1日で上棟できるようになるまで1年半かかりましたが、結果的に多くの施主様の笑顔を見られるようになり、取り組んで本当によかったと実感しています。
⑷どうやってフレーミングを1日で終えるのか
フレーミングを1日で確実に完了させるため、大共ホームでは「現場での作業」を極限まで効率化しています。
- 徹底した効率化による工期の短縮
- フレーミングスタッフによる⼀貫した責任施工
- 窓がすでにパネルにはめ込まれた状態でフレーミング
- 自社工場での高精度なパネル化
現場で木材をカットしていては、1日で屋根までかけることは不可能です。あらかじめ自社工場にて、ミリ単位の精度で部材をパネル化して搬入します。
- 窓まで組み込んだ状態での施工
大共ホーム独自の工夫として、工場で「窓」までパネルにはめ込んだ状態で現場へ届けます。これにより、壁ができた直後に窓から雨が吹き込むリスクさえも最小限に抑えています。
- 精鋭スタッフによる責任施工
1日で高品質に組み上げるには、一分の隙もないチームワークが不可欠です。経験豊富な社員を中心とした自社のフレーミングスタッフが、一貫して責任を持って施工に当たります。
2. 1日フレーミング工法のメリット&デメリット
1日でフレーミングを終えることには、どのようなメリット・デメリットがあるのかを解説します。
⑴メリット①:家の内部が⾬に濡れない!
1日フレーミング工法の最大のメリットは、注文住宅の内部が完成するまで雨に濡れないことです。
住宅の壁や床など内部に使う建材は、雨に打たれることが想定されていません。そのため建築中に雨に濡れてしまうと、十分に乾燥させる必要があります。しかし工期に追われる現場では、完全に乾くのを待てずに工事を進めてしまったり、待っている間に再度雨に打たれてしまい工期が大幅に遅れたりすることがあります。そのため「もう少し乾かしたい」と思っても、工期を優先してそのまま進めてしまうケースが現実問題として少なくありません。
しかしそうすると、建材がカビてしまったり、最悪の場合強度が落ちてしまったりするリスクがあります。見た目はキレイに仕上がっても、壁の内部では問題が起こり、家族の健康に悪影響を与えたり、耐久性に影響したりすることも。
1日でフレーミングし、屋根まで完成してしまえば、そういった心配がないのです。
⑵メリット②:工期が短く遅れが生じにくい
1日フレーミング工法は、通常なら1週間~2週間かけて行うフレーミングを1日で終えます。そのため工期が短くすむこともメリットです。
数週間かけてフレーミングする場合、途中で雨が降ることもあります。そうすると、建材が乾くまで待つ必要があり、とくに雨が多い時期だと工期が遅れてしまいがちです。
1日フレーミング工法だとそのリスクを避けられ、結果的にコストダウンにもつながります。
⑶デメリット:フレーム⼯法以外は選べない
私たちは「雨に濡らさない品質」を最優先するため、1日フレーミング工法に特化して家を建てています。そのため、「在来工法」などの他の選択肢をご提示することができません。これは、「最高最善の状態で家をお届けしたい」という私たちの決意の裏返しでもあります。
1日フレーミング工法はメリットが多い工法です。
不安な方は、まずは担当者からじっくり話を聞き、疑問をぶつけるところからぜひはじめてみてください。
コラム:1日フレーミング⼯法に寄せられたお客様の声
1日フレーミング工法については、以下のような声をいただいています。
<不安の声>
「短時間で家が建つけど、手抜きをしているんじゃないですか?」
→ 1日フレーミング工法を採用すると工期が短くなるため、そう感じる方もいるようです。そのようなときには、ぜひ実際に大共ホームが建てた家をご覧いただきたいと思います。モデルハウスはもちろん、実際に建てたばかりの注文住宅の完成見学会も頻繁に開催していますので、ぜひお問い合わせください。
<嬉しい声>
「1日で家が出来るので、感動的でした。大工さんの挨拶や人柄もよく、楽しく見させていただきました。」
→ 1日フレーミング工法に立ち合っていただいた施主様からは、このような声をいただくことが多くあります。皆様にも、同じ感動をぜひ味わっていただきたいです。
3.1日フレーミングの流れ
1日フレーミング工法はどのように行われるのか、具体的な流れを紹介します。
⑴前々日:土台&床組み
1日フレーミング工法は、実際にフレーミングを行う2日前から始まります。フレーミングするのに必要な土台を敷き、床組みをし、足場を組みます。この2日間は水を通さない養生シートで覆うので、雨が降っても問題ありませんが、前日や当日の天気が雨の場合は、施主様とご相談のうえで中止します。
⑵当日8時~11時:1階壁組み工事
フレーミング当日は、まず外周壁を囲み、次に室内の仕切り壁を組み立て、部屋を仕切ります。構造強度をより高めるために、大判サイズの構造合板を使用しています。組み立てるときには、壁が傾いていないかを入念にチェックして誤差を整えます。ここが最も重要なポイントなので、正確なラインでしっかりと固定します。
⑶当日11時~14時:2階壁組み工事
1階部分を組み立てたら、同様に2階部分の作業に取りかかります。床、壁、天井のパネルを組んでいきます。
⑷当日14時~17時 :屋根組み・躯体工事完了
2階部分が組み終わったら、屋根のフルパネルを施工します。屋根の施工は一番難しいといわれています。角度や谷・棟などが家によって違うため、細心の注意を払いながら進めます。
最後は、雨に濡れないようにシートをかぶせます。
在来工法だとシートは屋根にだけかけるのが一般的ですが、大共ホームでは家全体をシートで囲うので、壁が濡れることもありません。窓もあらかじめはめ込んだ状態でパネルを組み立てるので、開口部から雨が吹き込む心配も不要です。
1日フレーミング工法では、これら作業を1日で終わらせるため、ムダな動きはひとつもありません。
4.よくある質問(FAQ)
大共ホームの家づくりについて、お客様から寄せられる代表的なご質問にお答えします。
Q1. 1日で組み上げると、釘の打ち忘れや施工の雑さが出ませんか?
A1.むしろ、現場施工よりも精度が高まります。
「1日フレーミング工法」は、現場でゼロから組み上げるのではなく、自社工場で0.1ミリ単位のカット精度で製作されたパネルを組み立てるシステムです。工場内での厳格な品質チェックを経て搬入されるため、現場での手作業に頼る部分が少なく、施工品質にばらつきが出にくいのが特徴です。また、経験豊富な自社の専任スタッフがチームで動くため、一分の隙もない連携が可能です。
Q2. 当日に雨が降ってしまったら、結局濡れるのでは?
A2. 前日・当日の降水確率が高い場合は、日程を調整します。
私たちの目的は「1日で建てること」ではなく、「大切なお客様の家を雨に濡らさないこと」です。そのため、気象予報を精査し、少しでも懸念がある場合は、お施主様とご相談の上で日程を調整します。
Q3. 他社では「濡れても乾けば問題ない」と言われましたが、本当ですか?
A3. 物理的には「乾燥すれば強度は戻る」と言えます。しかし、私たちはその「リスク」をゼロにしたいと考えています。
一度濡れた木材を完全に乾燥させるには、想像以上の時間が必要です。工期に追われる現場では、表面が乾いただけで断熱材を塞いでしまい、内部に湿気を閉じ込めてしまうリスク(壁内結露の原因)を否定できません。私たちは、お施主様の「一生の安心」のために、最初から「濡らさない」という最善の選択肢を提供しています。
5.まとめ
1日でフレーミングを完成させる「1日フレーミング工法」は、施主様の「大切なマイホームは、完成前も雨に打たれてほしくない」との気持ちに寄り添うために生まれました。大共ホームでは、専門のフレーミングスタッフが、一貫して責任を持ち施工しています。
岩手県で注文住宅をご検討中で、「入居前の大切な住まいの室内を風雨にさらしたくない」とお考えの方は、ぜひ1日フレーミング工法を採用している大共ホームでの家づくりをご検討ください。気になる方は、まずはお問い合わせを。モデルハウスや完成見学会へのご来場もお待ちしています。







