構造材の間隔を狭く。
衝撃を面で分散させる工法で実現した高強度
大共ホームの工法は北米型2×4工法（枠組壁工法）です。
これは使用する構造材が2×4インチであることに由来しています。
在来工法（軸組工法）と比較して2×4工法は
高気密・高断熱を実現しやすく、
地震や火災に強い家づくりが実現可能です。
一般的な軸組工法の家は、柱や梁・筋交いなどの「骨組み」で家を支えるため、一部の部材や接合部に力が集中しやすい心配があります。2×4工法の家は、枠組み材に面材（構造用合板）を張り付け、1枚のパネルに加工してから組み立てていきます。床・壁・屋根の6面体で家を支えているため、外からの力を面全体で受け止めて力を分散しやすいのが特徴です。力が一点に集中しないため、変形しにくく耐震性の高い家になります。
大共ホームでは1988年の設立当初から2×4工法を取り入れています。
現在は高強度かつ高気密高断熱を実現しやすいため、2×4工法をシリーズに関係なく全棟採用しております。
大共ホームの家は耐火性の高い「省令準耐火構造」の住宅に該当します。2×4工法の特徴である「ファイヤーストップ構造」や内部の石こうボード施工により、木材が発火するまでの時間を大幅に遅らせる構造になっています。その間に避難や初期消火活動ができるため、火災の被害を最小限に抑えることができます。
ファイヤーストップ構造とは、床や壁、天井の枠組み材がファイヤーストップ材の役割を果たしており、火の通り道となる壁内や天井裏の空気の流れを遮断します。上階への燃え広がりや隣家への延焼・外部からの延焼を防止します。
また、2×4工法は天井や壁の内側全面に、厚さ12.5mm以上の石こうボードが張られています。石こうボードには結晶水が含まれていますが、この結晶水が火熱に接すると熱分解を起こし、水蒸気を放出します。さらに石こう自体が伝熱を防止するため、天井裏や壁内の温度上昇を遅らせることができます。
出典：一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会
大共ホームの工法では北米型のフィート基準（約1220㎜×2440㎜）を採用しています。日本の一般形2×4工法の構造材の間隔が455㎜なのに対して北米型2×4工法では407㎜と狭くなっています。
そのため北米型2×4工法の方が一般的な2×4工法よりも構造材が10％ほど密になり強度が高くなっています。
また従来の尺貫法（910㎜×1820㎜）やメーターモジュール（1000㎜×2000㎜）に比べてゆったりとした空間づくりが可能です。
北米では、一般的に2階床構造に採用されているTJIを採用。TJIは一般的な床構造材に比べて軽く、丈夫で乾燥収縮による歪みも生じにくく、反りが少ない特徴があります。
高強度な構造でより大空間が可能となり、一般的な間取りなら、ピアノや本棚も補強無しで置く事が可能です。
パネル制作から現場の組立まで自社社員が行うため、高い寸法精度・施工精度を実現できます。お客様のお家の大切な躯体を雨風に曝したくないという思いから、1階の壁組から上棟までを1日で行う1日フレーミング工法に取り組んでいます。全棟自社のプロのスタッフが責任をもって施工します。1日しっかり集中して取り組むため、2日連続で施工することができません。
それだけ集中力高く、気持ちを込めて施工しています。
大共ホームでは国の建築基準に準拠するため、地盤・配筋・躯体・完了検査において第三者機関による建築検査を必ず実施いたします。
お客様へ、客観的な測定に裏付けられた安心・安全な住まいの提供をお約束いたします。
地盤調査
配筋検査
躯体検査
完了検査
建築中は、国土交通省指定の第三者機関の検査を受け、完成後10年間の品質保証をします。
万が一、構造の不具合(瑕疵)により・雨漏りなどが発生した場合は、無償で修繕を行います。
また、不同沈下しない地盤の品質保証を行います。
完成後も末永く、安心して生活して頂けるよう、
お客様のお住まいを守ります。
