「静かな環境で、のびのびと暮らしたい……」
「家族で過ごす時間を大切にしたい……」
「土地のコストを抑えて、その分、理想の『家』にこだわりたい……」
「子どもたちが元気に走り回っても、隣近所に気兼ねしない住まいにしたい……」
そんな想いを抱く方々にとって、滝沢市は今、岩手県内でも非常にバランスの取れた魅力的な選択肢として注目されています。
盛岡市に隣接し、コンパクトで利便性の高い街として知られる滝沢市。かつて「日本一人口の多い村」として活気に溢れたこの街は、市制移行後もその魅力を高め続け、最新の「街の住みここちランキング2025(岩手県版)」でも常に上位に名を連ねる人気のエリアです。
新幹線が発着する盛岡駅から電車で約15分というアクセスの良さを持ちながら、一歩外へ出れば秀峰・岩手山を仰ぎ、初夏にはチャグチャグ馬コの鈴の音が響く。そんな「都市の利便性」と「豊かな情緒」が溶け合う滝沢市での暮らしは、家族の時間をゆっくりと、豊かに育んでくれます。
この記事では、2026年現在の最新データに基づき、これから滝沢市での住まいづくりを検討されている方に向けて、この街が「住み心地のよい街」として支持される理由を詳しく解説します。
子育て環境や土地事情などについても紹介していくので、滝沢市に興味がある人、住んでみたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
① 滝沢市ってどんなところ?
滝沢市は、岩手県盛岡市の北西に位置する、人口53,815人(24,260世帯)の自治体です(2026年2月末現在)。
「便利な立地、豊かな情緒」
IGRいわて銀河鉄道とJR田沢湖線の2路線が走り、盛岡中心部への通勤・通学は非常にスムーズ。東北自動車道のICも2箇所あり、県内外への移動拠点としても優れています。一方で、市のシンボルである岩手山の麓には広大な農地や牧場が広がり、県内随一のスイカの産地としても知られています。
「ICTと教育の街」
岩手県立大学を擁する東部エリアは、IT関連企業が集積する北東北の開発拠点としての顔も持ちます。若い世代や学生が多く、街全体に瑞々しいエネルギーが流れているのも滝沢市の特徴です。
② 滝沢市が「住みここち」のよい街として選ばれる理由
滝沢市は、街の住みここちランキング2025<岩手県版>で2位になりました。滝沢市が「住み心地のよい街」として人気の理由を紹介します。
滝沢市が「住み心地のよい街」として人気の理由を紹介します。
- 生活の利便性が高い
滝沢市には、24時間営業の大手スーパー・トライアルをはじめ、ドラッグストア大手のツルハドラッグ、キャンドゥやダイソーなどの百円ショップがあり、日用品のお買い物には困りません。
またローソンやセブンイレブン、ファミリーマートなどのコンビニも点在しています。
光回線や岩手ケーブルテレビなどブロードバンドも充実しているので、通信環境についての心配も無用です。
- ストレスフリーの交通網
滝沢市内には、IGRいわて銀河鉄道とJR東日本田沢湖線の2つの鉄道路線が走り、合計4つの駅があります。
どの駅も1時間に1~3本程度の電車が運行されており、またどの駅からでも盛岡駅まで16分以内で到着します。
道路は国道4号、46号、282号の3路線を中心に形成されており、東北自動車道の滝沢ICと滝沢中央スマートICがあるので便利です。
また市内は3つのバス事業者が、約80系統の路線で、平日1日あたり約620本のバスを運行しています。
- 四季の恵みを食卓に
滝沢市は県内一のスイカの産地として有名で、滝沢産のスイカは「滝沢スイカ」として知られています。
また糖度が抜群に高いりんご「滝沢はるか」や、岩手山の伏流水で育った岩魚(イワナ)など、地元の新鮮な食品を楽しめるのも魅力です。
産地直売所「産直チャグチャグ」や「農産物共同直売所ふれあい」など、滝沢産の野菜や果物を購入できる施設もあります。
- 伝統行事や豊かな自然環境を楽しめる
滝沢市では、毎年6月に、色とりどりの装束を身にまとった約100頭の馬が行進する伝統行事「チャグチャグ馬コ」を楽しめます。
また滝沢市には、年間3万人を超える登山者が訪れる標高897メートルの「鞍懸山」や、南部片富士として知られる岩手県の最高峰、標高2,038メートルを誇る「岩手山」もあります。
近隣にはキャンプ場もあるので、アウトドアライフも満喫できるでしょう。
- 移住支援の活用
滝沢市には、市内への移住や定住を促進・支援する「滝沢市移住支援補助金制度」があります。
これは東京圏から滝沢市に移住して就業もしくは起業し、移住支援補助金の申請日から5年以上継続して居住する意思がある人を対象とした制度です。
一定の条件を満たした人に対しては、単身世帯であれば60万円、2人以上の世帯であれば100万円が支援されるので、該当する人は申請を検討してみるとよいでしょう。
3. 滝沢市の子育て環境
これから滝沢市で暮らそうと考えるとき、子育て環境が気になる人も多いでしょう。滝沢市は「子育て世代に選ばれる街」を目指し、独自の支援を強化しています。ここでは、滝沢市がどのような子育て支援をおこなっているのかなどを紹介します。
- 「こども家庭センター」で、妊娠出産から子育てまでトータルに応援!
滝沢市では、2024年4月1日に「こども家庭センター」を開設しました。
こども家庭センターとは、すべての妊産婦や子育て世帯、子どもに対して一体的に相談・支援をおこなう機関です。
こども家庭センターのスタッフは、保健師や助産婦、家庭支援員、虐待対応相談員など、専門職ばかり。
育児や子どもの発達に関する不安や、虐待・ヤングケアラーに関する相談などに応じるほか、すべての乳児家庭への訪問もおこなっているので安心です。
- 滝沢市子育て応援在宅育児支援金
滝沢市では、生後8週(出産日の翌日から起算)超から満3歳未満の第2子以降の子を、保育所などを利用せず在宅で育児している世帯に対し、「子育て応援在宅支援金」を支給しています。
保護者・子ともに滝沢市に住民登録をしており、一定の条件を満たすことで、対象児童1人あたり月額10,000円が支給されます。
該当する場合は申請してみるとよいでしょう。
- 滝沢市の待機児童と保育所の空き状況
滝沢市には、13の保育施設と4つの認定こども園があり、保育施設のうち1施設を除いて空きがあります(2026年2月19日現在)。
| 保育所名 | 定員 | 所在地 |
| ふうりん保育園 | 50 | 滝沢市大釜風林59-17 |
| 大沢保育園 | 50 | 滝沢市大沢堰合32-2 |
| 鵜飼保育園 | 130 | 滝沢市鵜飼笹森1-2 |
| 元村保育園 | 130 | 滝沢市外山86-17 |
| りんごの森保育園 | 90 | 滝沢市鵜飼細谷地146-45 |
| つぼみ園(りんごの森保育園分園) | 20 | 滝沢市下鵜飼100-1 |
| 牧の林すずの音保育園 | 120 | 滝沢市牧野林891-8 |
| 南巣子保育園 | 120 | 滝沢市巣子1162-38 |
| 巣子保育園 | 100 | 滝沢市巣子761-5 |
| ハレルヤ保育園 | 75 | 滝沢市葉の木沢山373-1 |
| 川前保育園 | 100 | 滝沢市巣子152-433 |
| 一本木保育園 | 45 | 滝沢市柳原74-1 |
| 柳沢保育園 | 45 | 滝沢市柳沢1370-4 |
| 認定こども園名 | 定員 | 所在地 |
| なでしこ保育園 | 100 | 滝沢市室小路251-2 |
| ふじなでしここども園 | 120 | 滝沢市鵜飼狐洞1-102 |
| つばめ幼稚園 | 106 | 滝沢市牧野林1030-2 |
| 大釜幼稚園保育園 | 165 | 滝沢市大釜外館117-5 |
入所申請の方法や必要な認定は、利用を希望する施設などの種類によって異なり、市が実施する入所審査会により利用調整が実施されます。
審査や利用調整は、保護者ごとに保育を必要とする状況などを点数化し、点数が高い人から優先的に入所が決まる方式です。
年度はじめから通所する場合の入所申し込みは、入所を希望する前年の11月に開始されるので、タイミングを逃さないよう申し込みましょう。
保育施設の空き状況の目安。
2026年(令和8年)現在の傾向として、以下の特徴が見られます。
郊外エリア: 一部の園では定員に余裕があり、年度途中での入所も比較的相談しやすい環境にあります。
新興住宅地(鵜飼・牧野林など): 人気のエリアにある園や、0〜2歳児クラスについては、年度初め(4月)に申し込みが集中する傾向があります。
▶ 滝沢市 保育施設空き状況確認ページhttps://www.city.takizawa.iwate.jp/uploads/public/pages_0000000784_00/%E5%85%A5%E6%89%80%E6%9E%A0%EF%BC%88R8.4-2%EF%BC%89.pdf
- 子連れで楽しめるお出かけスポット
滝沢市では、子連れで楽しめるお出かけスポットも多数あります。
代表的な施設を紹介しますので、参考にしてみてください。
また、隣接する盛岡市内のレジャースポットや文化施設にもアクセス良好です。
▶盛岡市のおでかけスポットについてはコチラ
<レジャー・観光スポット>
| 名称 | ファミリーカフェぷち・ルポ |
| 概要 | 全面にマットが敷かれた安心・安全のキッズフロアが併設されたカフェ。エアトランポリンやボールプール、二連すべり台などを楽しめる。 |
| 利用料金 | 大人(中学生以上):400円~、子ども(4歳以上):100円~、幼児(3歳以下):無料
※曜日や利用時間によって変動あり |
| 住所 | 滝沢市鵜飼狐洞1-249 |
| アクセス方法 | バス停「滝沢ニュータウン中央」下車徒歩1分 |
| 駐車場 | あり |
| 授乳室 | あり |
| 名称 | 馬っこパーク・いわて |
| 概要 | 乗馬やポニーの引き馬、ポニー馬車などを楽しめる施設。ポニーや馬の里親にもなれる。 |
| 利用料金 | 体験乗馬:3,300円(15分)、引き馬:500円、ポニー乗馬:大人500円・子ども300円など |
| 住所 | 滝沢市砂込389-18 |
| アクセス方法 | 滝沢駅から車で約5分 |
| 駐車場 | あり |
| 名称 | 岩手山パノラマキャンプ場 |
| 概要 | 岩手山の麓にあり、美しい景色と満天の星空を満喫できる。レンタルもあるので手ぶらで気軽に利用できる。保護猫カフェや日本最大級のドッグラン、本格的ピザを楽しめるカフェもある。 |
| 利用料金 | 1区画:1500円~
高校生以上:500円、中学生以下:無料 |
| 住所 | 滝沢市鵜飼臨安102ペットの里内 |
| アクセス方法 | 滝沢ICから車で約10分、盛岡ICから車で約20分
※盛岡駅より無料送迎バスあり |
| 駐車場 | あり(1区画あたり1台まで乗り入れ無料、2台目以降は1台につき500円) |
| 名称 | 相の沢キャンプ場 |
| 概要 | 鞍掛山の麓、岩手山の真下にあり自然が豊か。 |
| 利用料金 | 協力金(登山者:100円、キャンプ場利用者:500円) |
| 住所 | 滝沢市鵜飼安達114-7 |
| アクセス方法 | 滝沢ICから車で約30分、盛岡ICから車で約30分 |
| 駐車場 | あり(キャンプ場への乗り入れは不可) |
<文化施設>
| 名称 | 滝沢市埋蔵文化財センター |
| 概要 | 市内で出土された土器、石器など約1万6千点が収蔵されている。「湯丹沢環状列石」が史跡公園として整備され、縄文時代の景観を楽しめる。 |
| 利用料金 | 一般(大学生以上):200円、幼児~高校生:無料 |
| 住所 | 滝沢市湯舟沢327-13 |
| アクセス方法 | 滝沢ICから車で約10分 |
| 駐車場 | あり |
<公園>
| 名称 | 滝の沢砂防公園 |
| 概要 | 渓流の流れの音を感じながら散策を楽しんだり、四季折々の自然の移ろいを体感したりできる。 |
| 利用料金 | 無料 |
| 住所 | 滝沢市湯舟沢333-192 |
| アクセス方法 | 滝沢ICから車で約20分、盛岡ICから車で約30分 |
| 駐車場 | あり |
| 名称 | 岩手県滝沢森林公園(ネイチャーセンター) |
| 概要 | 水辺の広場やつつじ園、林間広場などがあり自然豊か。「ネイチャーセンター」が設置され、野鳥観察や動物観察を体験できる。 |
| 利用料金 | 無料(イベントによって別途料金が必要な場合がある) |
| 住所 | 滝沢市砂込1533-1 |
| アクセス方法 | 滝沢ICから車で約5分 |
| 駐車場 | あり |
④ 滝沢市で暮らしを形にする|土地と住まいの考え方
滝沢市での家づくりにおいて、最も大きな魅力は「ゆとり」です。
滝沢市の土地価格や、平均的な一戸建ての広さ・価格などを紹介します。
- 滝沢市の土地価格
滝沢市の土地価格は、坪単価平均で約10万1,652円。岩手県内で8位となっています。
| 順位 | 市町村 | 坪単価平均 |
| 1位 | 盛岡市 | 23万8,421円 |
| 2位 | 宮古市 | 15万7,289円 |
| 3位 | 八巾市 | 15万4,710円 |
| 4位 | 釜石市 | 15万1,669円 |
| 5位 | 大船渡市 | 11万7,950円 |
| 6位 | 北上市 | 11万7,465円 |
| 7位 | 紫波町 | 10万1,652円 |
| 8位 | 滝沢市 | 10万1,652円 |
| 9位 | 大槌町 | 9万4,214円 |
| 10位 | 一関市 | 9万0,016円 |
出典:土地代データ(2024.7.2アクセス)
岩手県内1位の盛岡市に隣接し、電車で15分圏内であるのにお手頃価格で購入できるのが魅力です。
岩手県内の多くの市町村で地価が下落傾向にあるなか、滝沢市は上昇傾向にあることからも、盛岡市のベッドタウンとして人気が高まっている様子が伺えます。
- 一戸建ての平均面積
平成30年住宅・土地統計調査によると、滝沢市の一戸建ての平均延床面積は、約37坪(122.55㎡)となっています。
住戸あたりの居室数は5.4室。世帯人数の平均が約2.7人であることを考えると、余裕のある間取りの一戸建てを建てる人が多いことがわかります。
- 価格相場比較
地価が高い駅に近いほど地価は高くなる傾向があるため、滝沢市のエリア別地価相場を知るためには、駅の地価が参考になります。
滝沢市の駅地価ランキングは次のようになっています。
| 順位 | 駅 | 坪単価平均 |
| 1位 | 巣子駅(IGR) | 11万5,371円 |
| 2位 | 大釜駅(JR) | 10万2,148円 |
| 3位 | 滝沢駅(IGR) | 9万5,537円 |
| 4位 | 小岩井駅(JR) | 5万5,206円 |
沿線上や駅近の土地がよいかどうかは、ライフスタイルによっても異なります。
通勤や通学に電車を使わないのであれば、駅近にこだわる必要はないかもしれません。
駅から離れればより手頃な地価の土地が手に入り、その分住宅に資金を投じられる可能性があります。
そのため、土地と住宅はセットで考えるのがおすすめです。
⑤ 滝沢市での暮らしに関するよくある質問(FAQ)
滝沢市への移住や家づくりを検討されている方から、よくいただくご質問をまとめました。
Q1:盛岡市内に勤めていますが、滝沢市からの通勤は大変ですか?
A1:スムーズです。
IGRいわて銀河鉄道やJR田沢湖線を使えば、市内の各駅から盛岡駅まで約10〜16分で到着します。車の場合も、国道4号や46号が整備されており、盛岡中心部へのアクセスは良好です。朝夕の渋滞ポイントを避けるルート選びなど、地元の特性を踏まえたアドバイスも可能です。
Q2:滝沢市の冬の積雪量はどれくらいですか?対策は必要ですか?
A2:盛岡市と同程度か、エリアによってはやや多めです。
岩手山の麓に近いエリアなどは雪が多くなる傾向がありますが、主要道路の除雪体制は整っています。家づくりにおいては、雪かきの負担を減らす敷地計画や、何より「厳しい寒さを寄せ付けない断熱性能」が重要です。大共ホームでは、北欧基準の断熱で、冬でも薄着で過ごせる住まいを実現しています。
Q3:滝沢市の土地価格は、今後も上がっていくのでしょうか?
A3:利便性の高いエリアを中心に、上昇傾向が続いています。
盛岡市のベッドタウンとして人気が高まっており、特に駅に近いエリアや新しい分譲地は需要が非常に高い状態です。一方で、駅から少し離れれば、広い庭や家庭菜園を楽しめる「ゆとりある土地」を、盛岡市内よりずっと手頃な価格で見つけることができます。
⑥ まとめ
岩手県滝沢市は、コンパクトにまとまった暮らしやすい街です。
市内のどの駅からも盛岡駅まで15分でアクセスできるにもかかわらず、近郊には豊かな自然が広がっています。
滝沢市では広い一戸建て住宅で、のびのびと子育てを楽しむ家庭が多いことも特徴です。
大共ホームでは、自然素材にこだわり、北欧基準の断熱性能のある家づくりをおこなっています。
滝沢市の環境を知り尽くしており、快適に暮らせる家を実現しますので、注文住宅をご検討の際にはぜひご相談ください。
株式会社大共ホーム代表 橋本 秀久
1960年、岩手県旧川井村(現・宮古市)生まれ。
大学卒業後、大手住宅会社勤務を経て、
1988年に株式会社大共ホームを設立。
欧米と日本の住宅性能における
圧倒的な格差を目の当たりにした経験から、
「岩手の厳しい冬を自然体で暮らせる住まい」の実現を追求。
住宅先進国の知見を独自の技術へと昇華させ、
日本の住環境の抜本的な改善に尽力する。
特許取得の独自工法をはじめ、
断熱等級7(HEAT20 G3相当)を超える
「無暖房の家」シリーズを展開。
地元の厳しい気候を知り尽くした
「現場主義」の家づくりは、施主のみならず
全国の建築家からも厚い信頼を寄せられている。






