トイレは毎日使う場所だからこそ、
清潔感があり、おしゃれで使いやすい
空間にしたいですよね。
しかし、トイレットペーパーや掃除用具、
サニタリー用品など、トイレには意外と多くの物を
収納する必要があります。
「収納を増やしたいけれど、狭く見えるのは避けたい」
「市販の収納家具では、好みのデザインが見つからない」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、
空間や暮らしに合わせて設計する
トイレの造作収納です。
造作収納なら、壁の厚みや限られた
スペースを有効活用しながら、
内装やインテリアに統一感を
持たせることができます。
この記事では、注文住宅で取り入れたい
トイレの造作収納アイデア7選をはじめ、
収納する物の選び方や、計画で失敗しないための
ポイントを詳しくご紹介します。
これから注文住宅を建てる方や、
トイレの収納計画でお悩みの方は、
ぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント
- トイレの造作収納を取り入れるメリット
- おしゃれで使いやすい造作収納のアイデア7選
- 収納しておきたい物と必要な収納量の考え方
- トイレの造作収納で失敗しないための5つのポイント

トイレの造作収納がおすすめの理由
トイレの造作収納とは、
設置する場所や収納する物に合わせて、
棚やカウンター、キャビネットなどを
オーダーメイドでつくる収納のことです。
既製品の収納家具とは異なり、
壁の形状やトイレの広さに合わせて
計画できるため、限られたスペースを
無駄なく活用できます。
空間に合わせた収納をつくれる
トイレは比較的コンパクトな空間のため、
収納家具を置くと動きにくくなったり、
圧迫感が生まれたりすることがあります。
造作収納なら、便器の横や背面、
壁のくぼみなど、空いているスペースを
活用して収納を設けることができます。
例えば、壁の厚みを利用したニッチ収納や、
便器の上部に設ける棚などは、
床面積を大きく使わずに収納を
確保できるアイデアです。
内装と統一感のあるデザインにできる
造作収納の魅力は、収納力だけではありません。
カウンターの木目を床材に合わせたり、
キャビネットの色を壁紙になじませたりすることで、
トイレ全体に統一感が生まれます。
また、木製カウンターや間接照明を組み合わせれば、
ホテルライクな空間やナチュラルテイストのトイレなど、
好みのインテリアに仕上げることもできます。
収納する物に合わせて設計できる
トイレに収納したい物は、ご家庭によって異なります。
トイレットペーパーを多めにストックしたい方もいれば、
掃除用具やサニタリー用品を見えない場所に
しまいたい方もいるでしょう。
造作収納なら、収納する物の大きさや
量に合わせて棚の高さや奥行き、
扉の有無などを調整できます。
見た目と使いやすさの両方を
大切にしたい方におすすめです。

おしゃれで使いやすい!トイレの造作収納アイデア7選
ここからは、注文住宅で取り入れたいトイレの造作収納アイデアをご紹介します。
ニッチ収納でトイレットペーパーをすっきり収納
ニッチとは、壁の一部をくぼませてつくる
収納スペースのことです。
トイレの壁にニッチを設ければ、
床に収納家具を置かずにトイレットペーパーや
小物を収納できます。
紙巻き器の近くに設置すると、
座ったまま予備のペーパーを取り出しやすく、
使い勝手も向上します。
また、ニッチの上段を飾り棚、
下段を収納スペースとして使い分けるのも
おすすめです。
上段に小さな雑貨やグリーンを飾り、
下段には日用品を収納すれば、
実用性とインテリア性を両立できます。
ただし、壁の内部には柱や配管などがあるため、
ニッチを設置できる場所や奥行きは
建物の構造によって異なります。
設計段階で確認しておきましょう。


木製カウンターで見せる収納を楽しむ
シンプルな木製カウンターを設けると、
トイレに温かみをプラスできます。
カウンターの上には芳香剤や
小さなインテリアを置き、
下部にはトイレットペーパーのストックを
収納するなど、用途に合わせた使い方ができます。
無垢材や木目調の素材を選べば、
ナチュラルな雰囲気のトイレにも
ぴったりです。
一方、カウンターの上に物を置きすぎると
雑然とした印象になるため、
置く物をあらかじめ決めておくと、
すっきりとした空間を保ちやすくなります。

扉付きの造作キャビネットで生活感を隠す
掃除用具やサニタリー用品など、
できるだけ見せたくない物が多い場合は、
扉付きの造作キャビネットがおすすめです。
収納する物に合わせて内部を仕切れば、
限られたスペースでも効率よく整理できます。
例えば、上段にトイレットペーパー、
下段に掃除用具を収納するなど、
用途別に分けておくと必要な物を
取り出しやすくなります。
また、扉を壁紙に近い色にしたり、
取っ手の目立たないデザインにしたりすると、
収納の存在感を抑えられます。
すっきりとしたホテルライクなトイレを
目指す方にもおすすめのアイデアです。

手洗いカウンターと収納を一体化する
トイレ内に手洗い器を設ける場合は、
カウンターと収納を一体化する方法もあります。
手洗いボウルの下に収納スペースを設ければ、
限られた空間を有効活用できます。
ハンドソープやタオルのストック、
掃除用具などを収納できるほか、
給排水の配管を隠す設計にすれば、
見た目もすっきりします。
ただし、配管や排水トラップの位置によって
収納内部の形状が制限されることがあります。
収納したい物を考慮しながら、
内部の寸法まで計画することが大切です。

吊り戸棚で床を広く使う
トイレの床に物を置きたくない方には、
便器の背面や上部の壁に設ける吊り戸棚もおすすめです。
床面積を使わずに収納量を確保できるため、
コンパクトなトイレでも取り入れやすい方法です。
扉付きにすれば、トイレットペーパーのストックや
掃除用品を隠して収納できます。
一方、高い位置に設置すると
出し入れがしにくくなるため、
使用頻度の高い物は手の届きやすい場所に
収納しましょう。
また、便器やタンクとの位置関係、
扉を開けたときの使い勝手も事前に
確認しておくと安心です。

壁面埋め込み収納で圧迫感を抑える
トイレをできるだけ広く見せたい場合は、
壁面埋め込み収納も選択肢のひとつです。
壁の内部を利用して収納スペースを設けるため、
一般的な棚やキャビネットに比べて
出っ張りを抑えられます。
収納の扉を壁と同系色にすると、
空間になじみ、よりすっきりとした
印象になります。
ただし、壁の内部には構造材、
配線、配管などがあるため、
設置できる場所や収納の奥行きには
制約があります。構造や設備の位置を
確認したうえで計画することが重要です。

造作カウンターと間接照明で上質な空間に
収納とインテリアを両立したい方には、
造作カウンターと間接照明を
組み合わせるアイデアもおすすめです。
カウンターの下に収納を設け、
上部に柔らかな光を取り入れることで、
落ち着きのある上質なトイレを演出できます。
壁紙や床材、カウンターの素材を統一すれば、
空間全体にまとまりが生まれます。
ただし、照明器具の設置場所や配線、
メンテナンス方法も考慮する必要があります。
見た目だけでなく、日常の掃除や
交換のしやすさも含めて検討しましょう。

トイレの造作収納に入れておきたい物
造作収納を計画する際は、
まず何を収納したいのかを
整理しておくことが大切です。
トイレに収納する物を具体的に把握すると、
必要な収納量や棚の形状を決めやすくなります。
トイレットペーパーのストック
トイレットペーパーは日常的に使うため、
取り出しやすい位置に収納しておきたい物です。
家族の人数や買い置きの習慣に合わせて、
必要なストック量を決めましょう。
収納するパックの大きさも確認しておくと、
完成後に入らないという失敗を防ぎやすくなります。
掃除用具や洗剤
トイレブラシや洗剤、掃除シートなどは、
形や大きさがさまざまです。
ブラシや洗剤は縦長のスペース、
掃除シートは取り出しやすい棚など、
用途に合わせて収納場所を分けると便利です。
また、掃除用具を床に置かずに収納できれば、
床掃除もしやすくなります。
サニタリー用品や消耗品
サニタリー用品やゴミ袋などの消耗品は、
必要なときにすぐ取り出せるようにしておくと
便利です。
来客時にも見えにくい扉付き収納や、
ボックスを活用できる棚を設けると、
プライバシーにも配慮できます。
芳香剤やインテリア小物
芳香剤やディフューザー、
小さな観葉植物などは、
カウンターやニッチに置くことで、
トイレの雰囲気を手軽に変えられます。
ただし、飾る物を増やしすぎると
掃除の手間も増えるため、
使いやすさとのバランスを考えて
配置しましょう。

トイレの造作収納を失敗しないための5つのポイント
造作収納は自由度が高い一方、
計画の仕方によって使い勝手が大きく変わります。
後悔しないために、次の5つのポイントを
確認しておきましょう。
収納する物と必要な量を決める
収納スペースをつくること自体を目的にするのではなく、
何をどれくらい収納したいのかを明確にしましょう。
必要な収納量が分かれば、棚の幅や奥行き、
高さを決めやすくなります。
便器やドアとの位置関係を確認する
トイレは限られた空間のため、
収納の位置によっては出入りや立ち座りの動作を
妨げることがあります。
便器との距離やドアの開閉、
収納扉を開いたときのスペースなども確認し、
無理なく使える配置にしましょう。
掃除のしやすさを考える
トイレは清潔に保ちたい場所だからこそ、
掃除のしやすさも重要です。
床に物を置かない収納計画にするほか、
カウンターや棚の上に物を置きすぎない工夫も
効果的です。
また、水や洗剤がかかる可能性がある場所では、
素材の耐水性やお手入れ方法も確認しましょう。
内装や設備との統一感を意識する
造作収納の素材や色は、
床材・壁紙・便器・手洗い器などとの
相性を考えて選びましょう。
木目を取り入れると温かみのある印象に、
白やグレーでまとめるとすっきりとした
印象になります。
理想のトイレのイメージを
施工事例などで共有しておくと、
仕上がりを具体的に検討しやすくなります。
構造や設備の制約を確認する
ニッチや埋め込み収納は、
壁の内部の構造や配線・配管の位置によって
設置できない場合があります。
また、収納の大きさや素材、
扉の有無などによって費用も変わります。
間取りを決める段階から住宅会社に相談し、
デザイン・収納量・予算のバランスを
考えながら計画することが大切です。

まとめ|トイレの造作収納でおしゃれと使いやすさを両立しよう
トイレの造作収納は、
限られたスペースを有効活用しながら、
好みのインテリアと使いやすさを両立できる方法です。
ニッチやカウンター、扉付きキャビネット、
手洗いカウンター一体型など、
さまざまなアイデアがあり、
収納したい物やトイレの広さに合わせて計画できます。
おしゃれで使いやすいトイレを
実現するために大切なのは、見た目だけでなく、
必要な収納量・取り出しやすさ・掃除のしやすさまで
考えて設計することです。
また、注文住宅なら間取りや内装を決める段階から
造作収納を計画できるため、
空間全体に統一感を持たせやすくなります。
「トイレをすっきり見せたい」
「収納もインテリアもこだわりたい」
という方は、ぜひ造作収納を取り入れてみては
いかがでしょうか。
毎日使う場所だからこそ、
ご家族の暮らしに合った収納を計画して、
心地よいトイレ空間を実現しましょう。




