はじめまして!新入社員のtakedaです!

はじめまして!4月から入社したtakedaです!

現場監督として入社して2か月経ちますが、学生の頃以上に勉強させられる毎日です。学生の頃に学んだ広く浅い建築の知識は、実際に現場を見て回ることでより確実にわかるものとなります。例えば‘アンカーボルト‘

アンカーボルトとは基礎と土台を緊結するための部材です。

学生の頃は名称と図のみでしか覚えていませんでしたが実際の基礎工事の現場を見ることで、「ここに使われていたのか!」や「こういう意図と役割だったのか!」ということがわかってきます。わかる人からすれば当たり前のことかもしれませんが、自分はこういった細かな発見が重なり、知識が増えていくことがとても楽しいです。いつかは大工さんしか知らないようなごく些細な情報や構造も感じ取れるようになりたいです。

さて、ここで最近読んだ本について紹介したいと思います。それは、羽生善治先生の「直観力」という本です。

将棋界には「長考に好手なし」という格言があり、長く考えることは迷っているからなのであって、実際には創造的には考えていないということを示しています。また、「直観とは適当に判断を下してるように見えて、今までの人生で積まれた思考の束から最善手を導き出す行為である」、「直観を磨くためには、無駄と思われることを敢えてやってみる。遠回りをしてみることが大切」と語っています。

自分も指導者の方から「現場を見てる際に少しでも気になることがあったら写真を撮って後で見返すのが大切だ」と教えられたので、差し障りのない光景でも興味をもって気にしてみることで現場における直観、想定外のことにも即座に対応できるスキルが身に着けられるように頑張っていきたいです。

これからよろしくお願いします。

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