階段と階段の手摺にはいろんな種類と特徴がありますので紹介したいと思います。
1.階段の種類
A 直階段
☆ 特徴特徴.一直線に上り下りするシンプルな形状です。
* メリット.施工が簡単なので、安く造る事ができます。
* デメリット.一直線なので、転倒時の危険が大きいです。
B L字型階段
☆ 特徴.途中でL型に曲がる階段です。
* メリット.L字に曲がるので転倒時の安全性が高い
* デメリット.設計及び施工が少し難しい。
C U字階段
☆ 特徴 途中で180°曲がる階段です。
* メリット.省スペースで安全性が高く、視線が遮りやすい。
* デメリット.直線階段と比べるとコストが高くなる。
D 螺旋階段
☆ 特徴.中心を軸にして回りながら上り下りする。
* メリット.省スペースでデザイン性が高い
* デメリット.上り下りしずらいく荷物もっては通りずらい。
E カーブ階段
☆ 特徴.なめらかにカーブする階段です。
* メリット.高級感.優雅な印象があります。
* デメリット.設計.施工が難しく、コストが高くなる。
☆ いろんな形の階段がありますので自分に合った階段を選ぶ事が重要で、早い段階で設計に入れて いく事が必要です。
2 階段の手摺の役割と種類
☆ 階段の手摺は階段の上り下りの安全上大変重要になります。
手摺の種類
A 木製手摺
* 特徴.温かみと自然な風合いが感じられる。
B 金属性手摺
* 特徴.シャープで現代的な印象で、耐久性が高い.触った感じが少し冷たい感じがする。
C ガラス手摺
* 特徴.解放感があり、高級感があり視界を遮らない。
D ロートアイアン手摺
* 特徴.曲線美や装飾性に優れて、クラシック.エレガントなイン印象がある。
E 造作.オーダーメイド手摺
* 特徴.建物のデザインやコンセプトに合わせて設計し自由に出来る。
3 階段と手摺の施工事例の紹介

一直線に上り下りする階段で金属性の手摺です。
ケコミ部分が無く階段の下の部分が見えて、解放感のある階段に
なっています。

こちらの写真はL字型の階段で木製の化粧手摺です。
吹き抜けと一体となった階段で解放感があります。

こちらの写真もL型の階段で化粧手摺にロートアイアンの小柱を
使用し手摺部分は握りやすい木製にしています。
飾りの小柱にロートアイアンを使用する事により装飾性に
優れています。

こちらの写真はU字型の階段になります。
手摺はシンプルに金属性(アイアンのフラットバ-)を使用しました。

こちらの写真もU字型の階段で手摺は木製で作成しました。

こちらの写真もU字型の階段で蹴込部分が無く下の部分が
見える階段になっています。
階段部分の下の床を下げて書斎等のスペースとして活用
出来るようにしています。
4 吹き抜けと一体の階段の音について
A. 吹き抜けは天井が高く、空間がつながっている為、音が上下階に伝わりやすくなります。
* 階段を上り下りする時の足音
* 会話やテレビ.キッチンの食器の音
B.階段の段板の素材による音
* 木製階段は踏むとギシギシと音が鳴る場合があります。
* 鉄骨階段は足音がカンカンと高く響く事があります。*
☆ 音が気になる場合は、吹き抜け空間に吸音できるカーテン等を設置する。
階段に防音マット等を敷く
夜間等の音が気になる時間帯は気を配る等の対策が必要と思います。
5階段のスペースの活用
☆ 一般的には収納とする場合が多いですが、その他にも活用がありますのでご紹介します。

書斎スペースとして活用


ねこちゃん.わんちゃんのお部屋として活用

階段の踊り場を書斎スペースとして活用

掃除機のルンバの基地に。
入り口の建具をルンバの高さに合わせてカットしています。
☆ 階段は生活する上で重要になりますので、プランを考える段階からどうゆう階段に
するか考えていく事が重要になります。
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