⌈大共ホ-ムは2×4工法で建物を建てています。⌋
♦どうして2×4工法を採用しているかといいますと下記の特徴があるからです。
1 高い耐震性.耐風性
6面体構造(箱構造)により地震や台風などの外部からの力を建物全体で受け止め
力を分散.吸収します。力が一点に集中しない為、高い強度を発揮します。
過去の大地震でも高い強さが実証されています。
2 高い耐火性
壁や床の枠組み材がファイヤ-ストップ材になり、火の通り道となる空気の流れを遮断して
火が上の階へ燃え広がるのを食い止める効果があります。
又、石膏ボ-ドなどの防火性の高い材料を使用しています。
省令準耐火構造に対応しやすいため、火災保険料を安くできます。
♦その他のメリットは建物の構造を説明してからにします。
〈1階の床部分〉
◊1階の床の構成はネダレス工法になります。
根太を省略して土台と大引きでその上に28mmの構造用合板で構成します。
厚い合板で面を構成する為、地震や台風による水平方向の力に強く
建物の変形を抑える事ができます。
土台には腐食や虫の繁殖を抑制する効果のある木材であるひのきを使用しています。
ネダレス工法は構造計算の部位計算により安全性を確認しています。
〈壁の構造〉
◊6面体の内.床の1面が出来たら壁の4面を建てていきます。
◊建物の外周は構造用合板9mmを全面に貼り面を構成していきます。
内部の壁も石膏ボードを貼り構造面として建物の強度を増しています。
◊JIS認定の構造用合板9mmで当社は1220X2440サイズの面材を使用してさらに
強度がでるようにしています。
◊釘の間隔は2X4の仕様書にそって打って施工状況をチェックしています。
◊金物の取付も仕様書にそって取付してチェックも行っています。
◊当社の2X4材は国産材のスギ材を使用しています。
地域の森林資源を活用して海外からの輸送が不要な分、CO2の削減にも貢献しています。
国産生産である為、輸入材の価格変動や供給不安の影響も受けにくい所もあります。
国産材の利用は、林業の活性化やサステナビリティに貢献しています。
県産材をある程度の量を使用する事により、補助金の募集があれば
補助金を受ける事もできます。
◊2階の床部分はTJIジョイストを使用しています。
特徴としては。
a 高い強度と剛性.ロングスパンが可能
従来の製材よりもロングスパンの荷重を支持できる事により、大空間の
自由な設計が可能になります。
b 寸法安定性、品質の均一性
エンジニア-ウッド製品であるため、反り.ねじれ.伸縮といった木材特有の変形が少ない。
施工後の木痩せによる床鳴りの防止にも効果があります。
c 施工性の向上と軽量化
軽量で持ち運びやすく、切断などの加工も比較的簡単で、現場での取り扱いが楽です。
配線やダクトの貫通を容易にできて配線や配管の作業がし易い。
◊2階の床も構造用合板の15mmを全面に貼り構造用合板で6面体が完成です。
◊2階部分も2階の床面の一面と2階の壁の4面と屋根部分の1面で6面体を構成します。
◊屋根は構造用合板12mmの構造用合板を張ります。
◊屋根面は金物により壁と連結して台風などの風に耐えられる構造になります。
◊内側の壁は石膏ボートを貼ることにより壁の強度が増しています。
〈最初に説明した2×4の特徴をさらに説明します。
1 高い気密性.断熱性
面で構成されているため、接合部に隙間ができにくく、気密性が高くなります。
これにより断熱性も向上し、冷暖房効率が良く省エネ性能に優れています。
2 安定した品質と工期短縮
使用する木材(2X4材)のサイズや施工手順が細かく規格化、マニュアル化されているので
職人の技量に左右されにくく均一な品質が保たれやすく、現場での作業も効率的
になり、工期短縮ができます。













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