〈昨年の2月に一度紹介しましたが、ステンドグラスを建具に嵌め込んだ施工例を
再度、紹介します。今回は内容を詳細に紹介します。〉
♥ この建具に嵌め込まれたステンドグラスは、黄色の⌈星⌋をメインに、
曲線を描くラインが流れを感じさせるモダンな抽象的なデザインです。
完全に透明なガラスではなく、表面に細かな凸凹のあるテクスチャ-ドガラス
が使用されていてこれにより、向こう側の景色を遮りつつ、光を柔らかく
拡散させる効果があります。
この建具は、無垢材のアルダ-が使用されいて塗装も自然塗料のマット仕上げで
年月とともに深みが増すエイジングが楽しめます。
夜間の反対側の部屋の照明をつけると、廊下側にステンドグラスの色が浮かび上がり、
まるで光のア-トのように見えるのも大きな魅力です。
ステンドグラスはオーダ-メイドで作成したので、この建具は、世界に一だけの建具になります。
♥ この建具は、一般的な四角いドアに比べて製作に手間がかかりますが
空間に柔らかさと、ヨーロッパのアンティ-クのような雰囲気を与えます。
中央に配置されたスクエア型のステンドグラスが空間のアクセントになっています。
このステンドグラスは、中央の円を中心に、十字状に配置されたリ-フのような
組み合わさっています。
左右対称.上下対称の構成は、安定感と端正な印象を与えます。
このステンドグラスの採色の配置で四隅の鮮やかなレッドが全体をピリット引き締める
アクセントになっています。
中央のターコイズと、背景やリ-フ部分の淡いイエロ-.ベージュ系はお互いを引き立てる
関係にあり、明るく華やかな印象を作りだしています。
ガラスを繋ぐ黒いケイム(鉛の線)が太すぎず細すぎず、絶妙なバランスでデザインの輪郭を
強調しています。
この線がステンドグラス特有の⌈重厚感⌋と⌈工芸品としての繊細さ⌋を両立させて
います。
ステンドグラスがはめ込まれたブル-グレイに塗装された建具は、北欧スタイルやフレンチカントリ-
によく馴染ます。スペイン漆喰の白い壁と非常に良く馴染、コントラストが美しく
落ち着いた大人ぼっさを演出しています。
♥ この建具は、木の羽目板を利用して作成した上部がア-ルの建具です。
木目がはっきりした力強い無垢材を使用しており、ステンドグラスの繊細さと、
木との絶妙なコントラストを生んでいます。
このステンドグラスは中央に配置された赤い蕾と緑の葉のモチーフは、19世紀末から
20世紀初頭に流行した、ア-ル.ヌ-ヴォ-様式を彷彿させます。
流れるような曲線が特徴で、植物の生命力を感じさせるエレガントな印象を
与えます。
質感の異なるガラスの組み合わせで、上の部分は細やか粒状のテクスチャ、光を
優しく拡散させ、視線を遮りつつ明るさを確保しています。
下の部分は、水面が揺れているような大きな⌈ゆらぎ⌋のあるテクスチャ
光の屈折が大きく、背景が抽象的に映るため、奥行き感が出ます。
多色使いせず、赤.緑.アンバ-といった落ち着いた色味に絞っててい
派手すぎず、落ち着いた空間を作りだしています。
夜間に照明を落とした祭、ここから漏れる光は非常に幻想的になります。
建具とステンドグラスの組み合わせは、既製品には無いオーダ-メイド品や一点物の
アンティ-クのような風格を感じます。
♥ こちらの写真も木の羽目板を利用して作成した建具になります。
ドアの上部が丸みを帯びたア-ル形状になっていて、直線的な通常のドア
に比べて、空間に柔らかさと優雅な印象を与えます。
スペイン漆喰の塗壁のテクスチャとも非常に相性が良いデザインです。
ステンドグラスの特徴として、花や葉を連想させる四葉のような幾何学模様
が描かれています。
淡いグリ-ンやピンクがかったガラスが使われており、派手すぎず上品な彩
を添えています。
♦ 今回は内部建具にステンドグラスをはめ込んだ例を紹介しました、
お気に入りのステンドグラスは見つかったでしょうか?
次回も、一度紹介していますが、吹き抜等の場所に使う、小さな建具にステンドグラスをはめ込んだ
施工例を詳細に紹介したいと思います。












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