スペイン漆喰と無垢の床材のメンテランス

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4月27日と28日に当社の事務所でイベントがありまして、その一部として、

当社の建物に使用されている、スペイン漆喰と無垢の床材のメンテランスの仕方を

当社で建てられた施主様に説明を行いました。

その一部をお話ししたいと思います。

スペイン漆喰では、白い壁にいろんな液体をかけてしまうことがあり、結構目立つ

場合があります。

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上記の写真は、左側よりコーヒー.醤油.むぎ茶.赤ワイン

の順でスペイン漆喰に染みこませた物です。

むぎ茶及び緑茶は、スペイン漆喰の自浄作用で、自然に消える場合も

あります。コーヒーも時間がかかりますがかなり薄くなります。

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上記の写真は、漂白液を塗布してみました。

コーヒーと麦茶は、塗布してすぐにほぼ消えています。

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塗布後1時間後の写真です。

赤ワインは少し残り、醤油はまだかなり残っています。

コーヒー.赤ワイン.ジユース類は、こぼしたら軽く拭き取ってから漂白材を塗布すると

ほとんど取れます。醤油も上記の方法でかなり薄くなります。

焼肉のタレはなかなか取れませんので注意が必要です。

特に、マジックで書かれると内部まで浸透して取れません、削りとって

補修するしかないので、要注意です。

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上記は、ナラ無垢材のフロアーが汚れた場合です、

左側から、醤油.水.コーヒー.マジック.クレヨンの順です。

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メラミンスポンジで汚れをおとしていきます。

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醤油は、若干残りますがほとんど落ちます。

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メラミンスポンジで落とした後、板の表面はザラザラになりますので

サンドペーパーで表面をつるつるに仕上げていきます。

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その後、新築時に塗装した同じ塗料で塗装しますと、わからなくなります。

生活する上での注意事項として、乾燥には十分気負付けてください。

スペイン漆喰の場合は、ひび割れと剥離が生じる可能性があります。

ナラ無垢のフロアーは、フロアーが乾燥により縮んんで、フロアー間の隙間が広くなります。

又表面にササクレが生じる可能性があります。

室内の湿度を45%以上になるようにしてください。