梅雨入りしましたね。
6月ももう、1/3が過ぎてしまいました…。
岩手では、毎年7月半ば過ぎまでぐずぐずなお天気が続くので
気分もすこし“どよん”としてしまう日が多いかもしれませんね。
7号です。
昨晩の雨に打たれ、一際元気になった草花たち。
大共ホームのお庭にある、3本のブルーベリーの樹はこ~んな感じに!!

こっちにも実!

あっちにも実!!
どこをみても、実!実!!実!!!
今年は親方が一生懸命肥料をあげたり、
10号~13号がこまめに水やりをしてくれたり、
監督さんが間引き剪定をしてくれたおかげか、
昨年よりも一昨年よりも一段と実が溢れてるような…(*゚.゚)(゚.゚*)
これは豊作が期待できますね…(じゅるり。)
ジャム、 スムージー、 タルトにパウンドケーキもよいな… ←

樹の下から見上げる景色。
今の季節の木漏れ日とそよ風、大好きです。
ずっとそこに居たくなっちゃいます。
ずっとそこに居たくなると言えば、
先日のお休みに、今年初ヨットに乗せていただきました。
初めてのヨットは2年前の夏…
怖かった… 泳げない7号は海に出るのがむちゃくちゃ怖かったんです…笑
でも今では慣れて、風を愉しむ余裕ができました。

こんな感じに、先端に座ることもできるようになりました。
(13号はまだ怖くて船の上に立つことが出来ずにいました。がんばれ13号)
船の上で思うのは、
大人になってから、こんなに「何もしなくていい」時間ってなかなか無いな、ってことです。
休みの日に家に居ても、お仕事をしていても、
「大体何時までに洗濯をして、その次はお風呂掃除しよう。」
「今日はあの人と約束があるから、何時までに準備しなきゃ。」
「今日の昼過ぎまでにこれを終えて、午後はあれに手をつけよう。」
「お腹すいた。買い物行って、帰るのが何分後くらいだからその後は…」
みたいな感じで、常に時間と自分の行動を照らし合わせて過ごしている気がします。
船の上って、船に乗っていること以外何もできないんです。
特にヨットは、帆を上げていると操縦も船任せなので
ほんとうに、『そこで揺られているだけ』の状態。
どこかに行きたくても、周りは海。
岸に向かうのも時間がかかる……
_人人人人人人人人人人人人人人_
> な に も す る こ と 、 な い <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
そんなことって、日常の中にありますか??
いくら暇でも、「あぁ… あれやんなきゃないのに…」みたいな
一抹の罪悪感ってありますよね?
船ではそれさえ感じなくて良い。
なぜなら 海の上だし、何かしたくてもできないからーーーーー!!!(歓喜)
波に揺られて、心地よい風に吹かれ、頭を思いっきり解放する時間でした…
いつも誘っていただく親方や操縦士のSさんに感謝です。
ヨットに限らず、
それぞれ頭を解放できる時間や空間って、ありますよね。
おいしいおやつの時間。
お父さんお母さん、パートナーや子どもとおしゃべりしてる時。
ヘッドホンをして音楽に浸る夜。
ポップコーンでしょっぱい指と、いつもより安いナイトショー。
日々の暮らしでは、スマホやPC、便利で優秀なものに管理され、時間はあっという間に消費されて、
そういうちょっと「無駄」かもしれない時間の豊かさを、忘れてしまうような気がします。
大学を卒業する時、哲学の教授が
「これから社会に出る皆さん、仕事を始めると
あれができない、これもしなければと、見えない何かに追われ続けることになるでしょう。
でもそんな時こそ、この4年間、一見無駄に思える事象を考え続けた日々を活かしてください。
生きていくのに必ずしも必要ではない、無駄なことを『考える力』が、人間の特権です。
社会にありふれたひとつの価値観に縛られず、自分の頭の余白を楽しみながら
君たちそれぞれにとって良き人生を送られることを願っています。」
と言っていたことを思い出しました。
今思うと、すごくすごく素敵な言葉です。
もちろん、やるべきことをやるべきときにやってこそ、
「無駄」は「無駄」でいられるわけですけどね。

いつまでも、感受性アンテナをしっかり立てて生きていたいな~。
7号