こんにちは!20号です!
本日は、家づくりを考えるうえで、「オール電化にするか、ガスを使うか」についてです!
それぞれにメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや住む地域によって適した選択が変わります😉今回は、光熱費・使い勝手・災害時の対応という視点から、岩手県の気候や環境を考慮しながらオール電化とガスを比較し、光熱費を抑えるポイントも少しお話していこうと思いますので、家づくりの参考にしてみてください!
オール電化とガスの比較
光熱費
◎ オール電化の光熱費
岩手県は冬の寒さが厳しく、暖房の使用頻度が高いため、電気料金のプラン選びが特に重要になります。オール電化では電気料金プランをうまく活用することで、ランニングコストを抑えることができます。特に、「夜間の電気料金が安いプラン」を利用すれば、エコキュート(電気給湯器)を夜間に稼働させ、効率よくお湯を作ることが可能です。
ただし、冬場の暖房負荷が高くなるため、昼間の電気料金が高いとコスト増になる可能性があります。特にヒートポンプ式暖房と相性が良く、太陽光発電と組み合わせれば、電気代の節約につながります。
◎ ガスの光熱費
岩手県では都市ガスが利用できる地域もありますが、広いエリアではプロパンガス(LPガス)が主流です。プロパンガスは地域や契約次第で料金が異なりますが、冬場の暖房や給湯にガスを利用すると、短時間で効率よく暖かさを確保できます。
特に、寒冷地ではガスファンヒーターや床暖房を活用することで、即暖性のある暖房が可能になります。
使い勝手の比較
◎ オール電化の使い勝手
オール電化の家庭では、IHクッキングヒーターを使います。IHはフラットな天板で掃除がしやすく、
安全性も高いのが魅力です。ただし、直火調理ができないため、強火を好む料理をする方には物足りなさを感じることも。
また、エコキュートを使用する場合、お湯の使い方を意識する必要があります。
一度に大量のお湯を使うとタンク内のお湯がなくなり、再加熱に時間がかかることがあるためです。
◎ ガスの使い勝手
ガスコンロは火力が強く、料理の幅が広がるのが大きなメリットです。
鍋を振る炒め物や、炙り料理などはガスのほうが得意です。
また、ガス給湯器は必要な分だけ瞬時にお湯を沸かせるため、お湯切れの心配がありません。
お風呂やキッチンでたくさんお湯を使いたい家庭には安心です。
災害時の対応

◎ オール電化の災害時リスクと対策
オール電化の場合、停電時に電気が使えなくなるため、調理・給湯・暖房がストップするリスクがあります。
そのため、太陽光発電+蓄電池の併用が有効です。停電時も最低限の電力を確保でき、
エコキュートに貯めたお湯を生活用水として活用することも可能です。
◎ ガスの災害時リスクと対策
岩手県は地震や大雪などの災害リスクがありますが、ガスは供給が止まる可能性があります。
特に都市ガスは、地震の影響で長期間復旧しないケースもあるため、事前に対策を考えておくことが大切です。
一方で、プロパンガスは各家庭で独立しているため、復旧が比較的早いことが多いです。
ガスを使用できない場合、カセットコンロを準備しておけば、停電時でも調理が可能になります。
岩手県における今後の電気代とガス代の動向
電気代の見通し
近年、電気料金は上昇傾向にあります。2025年1月から3月使用分に関しては、政府の支援策により、
電気料金の値引きが実施されています。
しかし、将来的には再生可能エネルギーの導入コストや燃料価格の変動などにより、
電気料金が上昇する可能性が指摘されています。
ガス代の見通し
ガス料金についても、燃料価格の変動や供給状況により変動が予想されます。
岩手県では、LPガスの価格高騰に対応するため、一般消費者向けの料金支援策が実施されています。
しかし、これらの支援策は一時的なものであり、長期的にはガス料金の上昇も考えられます。
現時点では政府や自治体の支援策により、電気・ガス料金の負担軽減が図られています。
しかし、将来的にはエネルギー政策や市場動向により、料金が上昇する可能性があります。
最新の情報を注視し、適切な対策を検討することが重要です。
岩手県の光熱費上昇を少しでも抑えられる家を作るには?
光熱費が上昇している今、できるだけランニングコストを抑えながら
快適に暮らせる家づくりが重要になってきます。
特に寒冷地である岩手県では、冬の暖房費が大きな負担になるため、
住宅の性能や設備選びが重要です。
断熱・気密・設備の3つのポイントから、光熱費を抑える家づくりを採用してみてはいかがでしょうか?
高断熱・高気密な住宅設計
岩手県の冬は寒さが厳しく、暖房費の負担が大きくなりがちです。
そのため、熱が逃げにくい家づくりが重要になります。
◎ 断熱性能を高める
断熱材の選び方:高性能グラスウール、セルロースファイバー、ウレタンフォームなど、
厚みと性能のバランスが取れた断熱材を使用する。
断熱等級の確認:最低でも「断熱等級5」以上、できれば「等級6~7」の住宅性能を目指す。
窓の断熱対策:高性能サッシや樹脂製トリプルガラスを採用することで、窓からの熱損失を防ぐ。
◎ 気密性を高める
気密施工の徹底:気密シートや気密テープを使用し、隙間からの冷気流入を防ぐ。
換気システムの選定:熱交換換気システムを導入することで、外気を取り込む際の温度変化を最小限に抑える。
エネルギー効率の良い設備を導入
◎ 高効率な暖房・給湯設備を選ぶ
・ヒートポンプ式暖房(エアコン・床暖房):エネルギー消費が少なく、電気代を抑えやすい。
・ハイブリッド給湯器(電気+ガス):エネルギー価格の変動に対応しやすく、光熱費の安定化につながる。
・エコキュート:夜間電力を活用してお湯を作り、ランニングコストを抑えられる。
◎ 太陽光発電と蓄電池を活用

・太陽光発電の導入:昼間の電気を自家消費し、電力会社からの購入量を減らす。
蓄電池の活用:昼間に発電した電気を蓄え、夜間に使用することで光熱費をさらに削減。
・V2H(Vehicle to Home):EV(電気自動車)を蓄電池として活用し、停電時のバックアップ電源にもなる。
◎ 省エネ家電・照明の選定
・LED照明の活用:消費電力が少なく、寿命が長いためコスト削減につながる。
・省エネ家電の選択:エネルギー消費効率の高いエアコン、冷蔵庫、洗濯機を選ぶ。
ランニングコストを意識した暮らし
◎ スマートホーム化で電気の使いすぎを防ぐ
・スマートメーターで電気使用量を管理:アプリでリアルタイムの電力消費を把握し、節電対策を実施。
・スマート家電と連携:時間帯別の電気料金を活用し、エコキュートや洗濯機を安い時間帯に稼働させる。
◎ 適切な遮熱・日射取得

・夏の遮熱対策:軒やシェードを活用し、直射日光を避けることで冷房効率を向上。
・冬の日射取得:南向きの大きな窓を設け、昼間の太陽熱を室内に取り込み暖房費を削減。
◎ 省エネ習慣を身につける
・暖房時の室温調整:無駄な暖房の使用を避け、適温(20℃前後)を意識する。
・こまめな電源オフ:使わない電化製品はコンセントから抜くなど、待機電力を減らす。
・岩手県の寒冷な気候を考慮し、断熱・気密・設備の最適化を図ることで、光熱費を抑えながら快適な暮らしを実現できます。
✅ 光熱費を抑えるためのポイント
・断熱等級6~7を目指し、窓の性能も高める。
・ヒートポンプ式暖房やエコキュートなどの省エネ設備を導入。
・太陽光発電+蓄電池を活用し、電力自給率を上げる。
・スマートホーム機能を活用し、エネルギー管理を徹底。
・エネルギー価格の上昇に備え、将来的にもコストを抑えられる家づくりを目指しましょう!
大共ホームの高断熱・高気密な住宅設計
岩手県の冬は寒さが厳しく、暖房費の負担が大きくなりがちです。
そのため、熱が逃げにくい家づくりが重要になります。

◎ 2×4工法による高断熱・高気密性能
・断熱性能の向上:大共ホームの2×4工法は、壁の内部にしっかりと
断熱材を充填できるため、高い断熱性能を確保。
・気密性の向上:構造的に気密性が高く、暖房効率が向上。
・布基礎の採用:床下の冷気を遮断し、室内の暖かさをキープ。
◎ ドイツ製サッシによる断熱性能アップ

・高性能トリプルガラス:窓からの熱損失を最小限に抑える。
・樹脂フレーム:結露しにくく、室内の快適性を向上。
・遮熱・断熱のバランス:夏の遮熱と冬の日射取得を両立。
◎漆喰壁と無垢床で快適な室内環境

・漆喰壁の調湿効果:湿度を調整し、夏は涼しく冬は乾燥を防ぐ。
・無垢床の断熱性:木の持つ断熱効果で、冬でも足元が冷えにくい。
・自然素材による健康的な住環境:化学物質を抑え、室内の空気を清潔に保つ。
まとめ
岩手県の寒冷な気候を考慮した家づくりにおいて、光熱費を抑えるためには、
断熱性・気密性の高い住宅設計が不可欠です。
大共ホームの2×4工法や布基礎を活かした家づくりは、暖房効率を高め、冬の厳しい寒さにもしっかり対応できます。
さらに、ドイツ製サッシや漆喰壁、無垢床などの自然素材を使用することで、
室内環境が快適に保たれ、光熱費削減にもつながります。
特に、エコキュートやヒートポンプ式暖房、太陽光発電と蓄電池の導入を検討することで、
ランニングコストの削減や停電時のバックアップも確保できます。
また、光熱費の節約には、スマート家電やLED照明を活用し、エネルギー消費を効率的に管理することが重要です。
これらのポイントを取り入れた家づくりを行うことで、
岩手県の厳しい冬でも快適でエコな生活が実現でき、
光熱費の上昇にも備えることができます。
将来的にもコストを抑えながら、環境に優しく、健康的な住まいを目指しましょう!