【岩手で建てる】愛猫と快適に暮らす家づくり|大共ホームの工夫とアイデア集

猫と暮らす家 アイキャッチ画像|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

目次

  • 1. 人も猫も、どちらにとっても心地よい家を目指して

①猫と暮らすって、どんなことに気をつければいいの?

②猫の気持ちになって考える、住まいのかたち

  • 2. 猫がのびのびと過ごせる空間づくりのアイデア

①キャットウォークやタワーはどこに?高いところ、大好き!運動不足にならない工夫

②ほっとできる“隠れ家スペース”のつくりかた

  • 3. 猫の暮らしで気になるお悩み対策

①爪とぎによるキズを防ぐ素材選び

②においが気にならない空気環境のつくり方

  • 4. 実際に建てた「猫と暮らす家」の大共ホーム事例紹介

①空を歩くように。猫と人が心地よく暮らす家

②吹き抜け+キャットウォーク

  • まとめ|猫との暮らし

 

1. 人も猫も、どちらにとっても心地よい家を目指して

猫と暮らすって、どんなことに気をつければいいの?

こんにちは。19号です!私の実家では、以前猫を飼っていました。残念ながら、飼い始めて間もなく、病気で旅立ってしまったのですが…😣
築14年の実家は、もともと猫と暮らすことを想定して建てていなかったため、ケージやトイレをどこに置くか、家族で頭を悩ませたのを覚えています。最終的に採用したのは、小上がりの和室でした。

まだ生後3か月の小さな子猫だったので、誤飲を防ぐために、窓辺に飾っていた観葉植物は別の部屋に移動。カーテンには夢中でじゃれてしまうので、いたずら防止の柵を設け、畳も爪とぎで傷みやすかったため、保護用にカーペットを敷きました。
猫を迎えることの大変さは承知していても、いざ暮らしてみると、想像以上に気を配ることが多いものだと実感しました💦

猫と暮らす家 ねんね|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

だからこそ、猫と一緒に暮らす住まいを考えるときに大切なのは、「お互いが無理をせず、自然体で心地よく過ごせる空間」をつくることだと思います。
猫はとても繊細で、環境の変化やにおい、音に敏感な生き物です。だからこそ、猫の気持ちや習性に寄り添った住まいにすることで、私たち人にとっても、穏やかで心安らぐ毎日が実現するのだと思います。

猫の習性を理解した間取りづくり

猫って、高いところが大好きだったり、静かにひとりになれる場所があると安心したり…そんな一面があります。だからこそ、猫の気持ちに寄り添った空間づくりが、いっしょに心地よく暮らすための第一歩になります。

たとえば、キャットウォークをうまく使って、上下運動ができる場所をつくってあげたり。階段下のちょっとしたスペースを活かして、猫だけの“秘密の場所”をつくってあげたりすると、猫ちゃんも落ち着いて過ごせるようになるみたいです。

猫と暮らす家 猫|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

こういう工夫ができるのは、注文住宅ならでは。すでに猫と暮らす予定があれば、最初からキャットウォークや専用スペースを取り入れるのもおすすめですし、「いつか飼いたいな…」という気持ちがあるなら、その時のことを想像しながら間取りを考えておくのも素敵です⭐

2. 猫がのびのびと過ごせる空間づくりのアイデア

キャットウォークやタワーはどこに? 高いところ、大好き!運動不足にならない工夫

猫と暮らす家 キャットウォーク|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

写真は階段の場所を利用して、取り付けたキャットステップです。

高低差を活かした棚の配置や段差を設けることで、猫が家の中で自然と身体を動かせるようになります。キャットウォークやキャットタワーは、猫がのびのびと過ごせる大切なスペース。特に梁や吹き抜けを利用したデザインは、運動不足解消にもなり、空間のアクセントにもなります。リビングの一角や階段に取り入れることで、家の中に猫専用の「遊び場」をつくることができます。

ほっとできる“隠れ家スペース”のつくりかた

気まぐれで、ちょっぴり繊細な猫たちにとって、「自分だけの落ち着ける場所」があると安心です。来客の気配や生活音にびっくりしてしまう子には、こもれるような“隠れ家スペース”がぴったり。

例えば、階段下のちょっとしたスペースなど。普段は人の目に触れにくい場所にクッションを置いたり、カーテンで囲ったりしてあげると、猫が気まぐれに「今日はここにしようかな」と気に入って使ってくれるかもしれません。

猫と暮らす家 小ドア|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

猫の気持ちにそっと寄り添いながら、落ち着ける居場所をおうちの中に仕込んでみるのも、楽しい工夫のひとつです。

3. 猫の暮らしで気になるお悩み対策

爪とぎによるキズを防ぐ素材選び

猫と暮らしていると、ちょっと気になるのが「爪とぎによる床や壁のキズ」

特に、無垢の床は自然素材のあたたかみが魅力ですが、「キズが目立つのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。私も、施工事例の写真を見ていて「猫ちゃんと無垢床ってどうなんだろう?」と、気になったポイントのひとつでした。

猫と暮らす家 無垢床|岩手注文住宅なら大共ホの画像

でも、無垢材って表面を削って修正できたり、使い込むうちに味わいが出てくる素材。だからこそ、猫との暮らしで多少キズがついても、それを「風合い」として楽しむ方もいらっしゃるようです。

暮らしの跡が、そのまま愛着につながっていくという考え方💡

とはいえ、やっぱりなるべくキレイに保ちたいという方もいらっしゃると思います。

そんなときは、ちょっとした工夫で予防できることもあるようで
・猫がよくいる場所にはラグやタイルカーペットを敷いておく
・爪とぎされやすい壁には、麻素材のカバーや保護シートを貼る などなど

それから、お掃除のしやすさを考えて、猫ちゃんのトイレスペースやごはんスペースにはクッションフロアを使う方も。水拭きできる素材なので、日々のお手入れがしやすいそうです!

においが気にならない空気環境のつくり方

猫や犬と暮らしていると、気になるのが「におい」のこと。自分たちは慣れてしまっても、来客時にはちょっと心配に・・・。

私も子猫を飼っていたときは脱臭機を置いていて、静かで匂いも気にならず助かっていました。
でも、できれば機械に頼らずに、家全体の空気をキレイに保ちたいなと。

そんなとき、改めて、スペイン漆喰って、ペットを飼う人にぴったりだなと感じました。調湿・消臭効果があって、実際に住まれているお施主様からも「焼肉しても次の日にはにおいが残らない」と好評です。

猫と暮らす家 猫 漆喰|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

とはいえ、いいことばかりでもなくて…。
以前お施主様から「犬が遊んでて壁をちょっと削っちゃって…💦」というお話を聞いたこともあります。スペイン漆喰は自然素材なので、やわらかさがあり、場所によっては爪などで削れることもあります。

でもそのぶん、メンテナンスは簡単で、気になるところはさっと削ることも可能で、かつ自然素材で出来ているものなので、ペットが舐めてしまっても安心という点では、やっぱり“ペットと暮らす家”にぴったりなのかもしれません。

空気やにおいって、見た目以上に「住み心地」を左右するもの。

「においが気にならない空気」は、毎日の暮らしをより快適にしてくれます。

4. 実際に建てた「猫と暮らす家」の大共ホーム事例紹介

空を歩くように。猫と人が心地よく暮らす家

「猫にやさしい家」をモットーに家づくり。

猫と暮らす家 花巻|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

高いところが大好きな猫たちのために、壁をぐるりと囲むようにキャットウォークを設置。
お施主様と現場担当者が打ち合わせを重ね、現地で一緒に配置を確認しながら仕上げたそうです。

猫も人もストレスなく暮らせるような、やさしい工夫が随所に詰まっています。

天井は木のぬくもりを感じる板張り風の仕上げで、空間全体が温かく落ち着いた雰囲気に。

猫と暮らす家 花巻 窓台|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

窓下にはカウンターを設け、ひなたぼっこスポットも確保。
さらに、床暖房が入っているこのお家では、寒い季節になると猫がびよーんと床に伸びて、気持ちよさそうにしているのだとか☺️

猫と暮らす家 猫専用トイレ|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

そして、こちらは猫ちゃん専用のトイレスペース。
おうちの雰囲気に合うよう、木製のアーチ扉の下部に小さな猫用の出入り口を設けました。
お施主様の猫ちゃんへの愛情が感じられるポイントです。

人も猫も、どちらにとっても快適で、心がほっとする住まい。
そんな暮らしの様子を聞いて、こちらまでほっこりしてしまいました。

漆喰に残る小さな肉球。猫と共に育つ家

猫と心地よく暮らすための、やさしい工夫が詰まった住まい。

猫と暮らす家 吹抜け|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

勾配天井を活かした吹き抜けに設けたキャットウォークは、猫ちゃんにとっての特等席。お気に入りの場所を見つけて、陽の光の中でのんびりと日なたぼっこをする姿は、暮らしにそっと癒しを添えてくれます。

そして、この家ならではのの特別な思い出が刻まれたのが、漆喰壁に残る“肉球のあと”。

猫と暮らす家 肉球スタンプ|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

漆喰がまだ柔らかいうちに、実際に猫ちゃんに協力してもらい、そっと肉球を押してもらいました😻

小さな足あとが、ポンッと。
この家で一緒に過ごす証として、ずっと残り続けます。

猫と暮らす家 専用のドア|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

寝室には、キャットウォークへと繋がる猫専用の小さな扉を設けたり、階段下にトイレスペースを設けたりと、猫も家族も快適に暮らせるよう、細部まで工夫されています。

猫との暮らしが、もっと愛おしく、もっと楽しくなる。そんなやさしさに包まれた住まいです。

まとめ|猫との暮らし

猫と暮らす家 ねこ|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

⇧(祖母に抱っこされて、目で助けを求めるにゃんこ(笑)

ふわふわのクッション、かわいい爪とぎ、たっぷり遊べるキャットタワー などなど。

子猫を迎えたときに、あれこれと張り切って用意しました。
でも一番楽しそうにしていたのは、なんてことのない“段ボール箱”

結局のところ、そういう何気ないものが好きだったりするのが、猫という生き物(笑)
それさえも愛おしいんですけどね🐈

だからこそ、「高いところが好き」「ひとりになれる場所が欲しい」など、猫の気持ちにそっと寄り添いながら、暮らしやすい環境を整えてあげることが何より大切なんだと思います。

キャットウォークや隠れ家スペース、においやキズへの配慮など、そんなひと工夫の積み重ねが、猫にとっても人にとっても心地よい住まいにつながっていくはずです。

これから猫を迎える方も、今まさに猫との暮らしを楽しんでいる方も。
今回の事例やアイデアが、“猫と心地よく暮らす家づくり”のヒントになれば嬉しいです。

猫と暮らす家 ねこ肉球|岩手注文住宅なら大共ホームの画像

猫ちゃんに限らず、いろんな「足あと」を住まいに残したい方は、ぜひお気軽にご相談ください🐾