リビングの一角に段差を設けて作る「小上がり和室(畳コーナー)」。最近の注文住宅では、単なる和室としてだけでなく、リビングのデザイン性を高めるアクセントとして非常に人気があります。
しかし、一歩間違えると「リビングが狭く見える」「段差が危ない」といった後悔に繋がりやすい設備でもあります。特に岩手のような寒冷地では、小上がり部分の「足元の冷え」や「空間の有効活用」も重要なポイントです。
この記事では、小上がり和室をおしゃれに取り入れるメリット・デメリットから、岩手の暮らしに最適化させる設計のコツまで徹底解説します。
1. 小上がり和室を取り入れる「4つのメリット」
リビングに段差があるだけで、暮らしの幅はぐっと広がります。
① 空間に立体感が生まれ、おしゃれなアクセントになる

フラットなリビングの中に高低差が生まれることで、視覚的な変化が生まれます。壁で仕切ることなく「くつろぎの空間」を独立させることができるため、開放感を保ちつつ、メリハリのあるおしゃれなLDKを実現できます。
② 「ベンチ代わり」として重宝する

小上がりの段差(一般的に30cm〜40cm)は、大人が腰掛けるのにちょうど良い高さです。ソファがいっぱいな時や、ちょっとした休憩の際に椅子として活用できるため、家族が集まるリビングでの居場所が増えます。
③ 段差を活かした「大容量の収納」

小上がりの最大の魅力は、段差部分を「引き出し収納」にできる点です。リビングに散らかりがちな子供のおもちゃ、冬場の厚手のブランケット、季節物のアイテムなどを隠して収納できるため、リビングを常にスッキリと保てます。
④ 寝転べる「万能スペース」になる
ソファでは難しい「大の字で寝転ぶ」心地よさは、畳ならでは。洗濯物を畳む家事スペース、子供の昼寝場所、来客時の寝室など、多目的に使える空間になります。
2. 知っておかないと後悔する「デメリット」と解決策
「おしゃれだから」という理由だけで採用すると、住んでから不便に感じることもあります。
① リビングが狭く感じることがある
段差がある分、視覚的に圧迫感が出る場合があります。特にコンパクトなLDKでは、小上がりが部屋を分断してしまい、全体が狭く見えてしまうリスクがあります。
【解決策】: 吊り押し入れを採用して床面を見せたり、小上がりの角を斜めにカットしたりすることで、視線が抜け、広がりを感じさせることができます。
② ロボット掃除機が登れない
最近普及しているロボット掃除機は、数センチの段差は越えられますが、30cm以上の小上がりには対応できません。
【解決策】: 小上がり専用のハンディ掃除機を近くに配置するか、あえてロボット掃除機の基地(ドック)を小上がりの下部に作るなど、掃除動線をあらかじめ計画しましょう。
③ 転倒・落下の不安
小さなお子様や高齢のご家族がいる場合、段差でのつまずきや、就寝中の落下が心配されます。
【解決策】: 段差の角を丸く加工する、または一時的にガードを設置できるような下地を作っておくことが有効です。
暮らしが彩る「小上がり和室」3つの活用シーン
おしゃれな見た目以上に、実際にどう使うかをイメージすることで、間取りの満足度はさらに高まります。
1. 家族の「スタディ・ワークスペース」として

小上がりの段差に腰掛け、リビングテーブルや専用のカウンターデスクを配置すれば、そこは絶好のスタディコーナーになります。キッチンで家事をする親と、小上がりで宿題をする子供。同じ空間にいながら適度な段差が「境界線」となり、集中力と家族のコミュニケーションを両立させます。
2. 岩手の冬に寄り添う「おこもり読書スペース」

外が吹雪くような寒い日でも、スペイン漆喰に囲まれた高性能な室内は静かで暖かです。小上がりにクッションを置き、お気に入りの本に没頭する時間は、一軒家ならではの贅沢。壁面にブックシェルフを造作すれば、リビングの一角が小さな図書館に早変わりします。
3. ゲストをもてなす「本格和モダン茶の間」

親戚や友人が集まる際、椅子が足りなくても小上がりの段差があれば解決です。また、ロールスクリーンやプリーツスクリーンを天井に埋め込んでおけば、来客時にはサッと仕切って「個室」として活用でき、おもてなしの幅が広がります。
3. おしゃれな小上がり和室を作る「3つのデザイン術」
大共ホームが提案する、高級感と居心地を両立させるポイントです。
1. 「畳の色と素材」にこだわる
最近は緑色の畳だけでなく、グレー、ベージュ、黒などの「琉球畳(半帖畳)」が人気です。フローリングの色味と合わせることで、モダンで洗練された印象になります。
また、大共ホームが得意とするスペイン漆喰の壁と組み合わせると、自然素材同士の調和が生まれ、より上質な和モダン空間に仕上がります。
2. 「照明」で夜の雰囲気を演出する
小上がりの段差部分に「間接照明(ライン照明)」を仕込むのがトレンドです。足元を照らすことで、夜間は浮遊感のある幻想的な空間になり、ラグジュアリーなホテルライクなリビングに変わります。
3. 「天井」に変化をつける
小上がりの部分だけ天井を少し下げて「木目調のクロス」や「本物の木板」を貼る(下がり天井)ことで、おこもり感が出て、リビングの中でも特別な空間であることを強調できます。
理想の「段差」は何センチ?
小上がりの高さを決める際は、用途を明確にするのが失敗しないコツです。
一般的な30cm〜40cmは、椅子として腰掛けやすく、段差下に大容量の引き出し収納を作れるため、最も多機能で「おしゃれな家具」のような佇まいになります。
一方で、空間の圧迫感を抑えつつ、リビングとの一体感を重視するなら10cm〜20cmの低めがおすすめ。お掃除ロボットの対応(スロープ併設など)や、小さなお子様の安全性を優先するスタイルです。大共ホームでは、お客様のライフスタイルやリビングの天井高に合わせて、ミリ単位で最適なバランスをご提案いたします。
4. 岩手の暮らし×小上がり和室の重要ポイント
滝沢市や盛岡市といった岩手県内での家づくりでは、性能面も無視できません。
足元の冷え対策(UA値0.15クラスの強み)
一般的な住宅で小上がりを作ると、床下からの冷気が段差部分に溜まり、冬場に「足元が寒い」と感じることがあります。
大共ホームの超高性能住宅(高断熱・高気密)であれば、家中どこでも温度差がほぼないため、小上がりの段差部分が冷える心配もありません。冬でも裸足で畳の感触を楽しめるのは、岩手において最大の贅沢です。
外部物置との使い分け
岩手ではタイヤや除雪道具など外に置くものが多いですが、家の中(小上がり収納)には「すぐに取り出したい日用品」を、外の物置には「季節物」を、と収
納計画を明確に分けることで、生活動線が劇的にスムーズになります。
5. まとめ:理想の「小上がり」を大共ホームで叶える
小上がり和室は、見た目のおしゃれさだけでなく、収納や家事の利便性を高めてくれる素晴らしい間取りです。しかし、その成功の鍵は、リビング全体のバランスと、住宅そのものの「断熱性能」にあります。
「リビングを広く見せつつ、おしゃれな和室を作りたい」「収納を増やしたいけれど、圧迫感は出したくない」……そんなこだわりをお持ちの方は、ぜひ大共ホームへご相談ください。
スペイン漆喰や無垢材といった本物の素材と、岩手の冬を快適に過ごす超高性能な技術で、あなたのご家族にぴったりの「おしゃれな小上がり和室」をご提案します。


