スペイン漆喰への情熱とレディーファーストに触れた日。

こんにちは!Minaです!

最近、女子ブログで7号がヨーロッパ出張のときのことを書いていて

あ~なつかしい~となんだか私も書きたくなってしまいました(〃▽〃)(笑)

しかし、街並みとかお家のこととかは親方と7号がたくさんシェアして下さっているので

私は、3月に親方の師匠御一行様とともに行ったスペインのお話を。

まず、前半戦のスペインでは、私たちが使っているスペイン漆喰の

品種改良の実技試験のために訪問を。

 

 

スペインにつくまでが長かった・・・

飛行機に14時間、乗り換えに6時間と約20時間かかり現地時間の深夜1時にホテルへ…

次の日の朝は、現地のスタッフにお迎えに来てもらって工場へ。

北ヨーロッパとは全く違く、広がる高原!照りつける太陽!

 

スペインホテル前

 

そして、車で30分くらいで目的地に。

スペイン漆喰の配合から梱包そして輸出までひとつの工場で。

そして、着いて早々工場の一角で実験を開始。

漆喰を練るビックペペ

日本から持ってきていた塗り壁材とその場で配合を変えた塗り壁材を

いくつか用意してもらいどんどん師匠が塗っていきます。

 

塗る師匠

見守る親方たち

 

国産の塗り壁には、漆喰の粉のつなぎ材として樹脂が使われます。

しかし、この樹脂が塗り壁の調湿効果を下げる原因となるため、

エスタコウォールは樹脂ではなく骨材(砂・砂利)をつなぎ材として使っています。

そうすることによって、漆喰ならではの調湿効果と蓄熱効果が落ちません。

しかし、間違えて骨材の配合を多くしてしまうとボードとのくっつきが悪くなってしまったり

水をかけると溶けてしまったりというデメリットも。

 

密着力・耐水性・デザイン

 

これらの問題がないような、納得のいく配合を見つけるために黙々と作業を続けます。

さすが、現地スタッフとも長いお付き合いのため息がピッタリ!どんどん作業は進みます。

予定時間よりも前倒して、1日目のミッションは終了!

あとは、1日置いて乾燥させ、結果は翌日!

(夜編はぜひ親方ブログをご覧ください(笑)

 

 

そして、2日目。

仕上がりの確認

 

ボードを割って、密着度の確認

最後まで、ひとつひとつボードを割いて細部まで密着度をチェック。

ベスト配合を見つけました!

納得の仕上がりに、一同ホッ。

出張前に師匠は20枚近くのボードに試し塗りをしていたのだとか。

そのおかげか、1日かかると思ったチェックとテストも半日で終了。

 

熱い!熱すぎます!!!

互いに自分の経験・知識を伝えあい、さらにより良いものを生み出す姿勢

家づくりに対する情熱、さすがとしか言えません・・・

入社してから、当たり前のように使っているスペイン漆喰ですが、

知らなかったこと、裏ストーリーも知ることができて大満足でした!

せっせと働く親方(笑)

 

こちら、実験後の掃除をする親方です(笑)

掃除をしようとホウキを持った瞬間に

『大勢の男性の中で、女性がひとりで働いたらだめだよ!!!
 他の人たちから、変な目でみられるんだから!!!!』

現地の社長さんにすごい勢いで止められました・・・・(゚д゚)!

 

すかさず、親方が

『そそそそうなんですね!私がやります!!!』と(笑)

 

さすがは、レディーファーストの国。

本来は私がやるべきなのですが、なんたってここはスペイン。

わたしは、見守ることしかできません。

申し訳ない気持ちになりながらもシャッターを切りました(笑)

事務所の駐車場に落ちている枯葉を毎日掃いてくれる親方。

私がやるよりも、あっという間にお片付けしてくださいましたm(__)m

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