
こんにちはニシです。
春分の日、県北の二戸市にて
お引渡しがありました。
素材にこだわった
なんとも居心地のよい平屋のお家です。
無垢の床・スペイン漆喰の壁
天井や下がり壁の梁・モルタル風の壁
アルダーの木製ドアにアンティークガラス
窓台や巾木も無垢の木
仕上がっていく過程でお施主様と一緒に
気持ちが高揚しました!
玄関はモルタル仕上で
シューズクロークとの間仕切り壁には
お施主様のご支給の
アンティークのステンドグラス
玄関ホール正面の室内窓は
奥の洗面への採光を兼ねています。
玄関框の下には
靴を収納できる奥行を確保しています。
オリジナルの洗面コーナー
お施主様が毎日の暮らしの動線を
考え抜かれたものがベースになっています。
扉の中の収納の寸法やコンセント高さも
実際にドライヤーをさしたままの状態を想定し
シミュレーションした結果です。
真鍮の扉の取っ手は
朝の忙しい身支度での慌ただしい開閉でも
壁に傷をつけないよう出っ張らないものを。
どこまでも暮らしを掘り下げて考えられていて
その想いの深さには打合せの度感服でした。
ダイニングと子供部屋、
さらには食品庫へのつながる
スペースの一角にあるワークスペース。
吊戸に棚下照明、引出があり
省スペースながら使い勝手が抜群!
取っ手もレトロで愛着が湧きます^^
パントリーの棚もシンデレラフィットです。
左脇は掃除機スペースでもありますが
壁の上部を有効ボードにされたことで
使い方は無限大です。
キッチン背面にもステンドグラスと造作の吊り戸棚
アンティークのカップ&ソーサ―を
飾りながら収納する為のオリジナル。
打掛錠がお気に入りを大切にしまう
丁寧な暮らしをイメージさせてくれます。
キッチン前の壁の仕上げも
イメージ通りとのことで良かったです。
素材の選定には監督さんと
たくさん打合せをされていました。

キッチンはスタイリッシュで機能的!
こんなキッチンに立ってみたいなぁ
と想いを巡らせてくれる
私にとっての妄想キッチン 笑


平屋で標準の天井高さがベースとなっていますが
リビングのみ35㎝高くなっていて
空間がゆったりと感じられます。
ドイツの輸入窓には大共ホームオリジナルの
Dブラインドのレースタイプを
採用いただきました。
視線の高さを変えたり窓を開けて
風を取り入れることもできる優れモノなのです。
トイレの背面の収納は
仕上がりがフラットになっていまして
クロスではなく木に塗装の仕上げ。
○○風、○○調といったものはほとんどなく
とことん素材にも拘られています。
WICの1面はウィリアムモリスの壁紙
モリスのデザインはこうして100年の時を超えて
無垢の床や自然塗料の棚板と
しっくりと納まるのですね。
素敵です♡
お施主様からたくさんのことを
教えて頂いた現場でした。
ありがとうございました!
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