家の長寿命化
外張り断熱(外断熱)工法とは
外張り断熱工法は家の壁を形成している木材を外側から断熱材で覆う工法です。 外張り断熱工法により木材が冷えることを最小限に押さえることができるため、家の大敵である壁の中の結露を防止し、家の寿命を延ばすことができます。
木材が冷えるとこんなことに!
結露は室内の湿った空気が壁の中に侵入し冷えた木材に触れることで発生します。そうすると壁の中が湿潤状態になり腐朽菌やカビが発生しやすい状態になります。この状態が続くと木材が腐り、家の耐震性や人の健康にも大きな影響を与えてしまいます。
外張り断熱(外断熱)工法だったら結露を防止できるとは限らない!?
外張り断熱工法と一言で言っても外張り断熱材の厚さや種類によって様々です。木材の結露を防止できるくらいの十分な断熱性能を確保できなければ結露は発生してしまいます。大共ホームでは結露を防止できるくらいの断熱性能を確保したうえで、更なる断熱の強化と防湿層の工夫や通気工法などの結露防止対策を加えることにより安心して長く暮らすことのできる家をご提供しています。
室内温度の均一化
外張り断熱(外断熱)工法で壁際を快適に
外張り断熱工法により木材を冷やさないことは先述しました。木材が冷えると壁際で寒さを感じてしまうことにもつながるため、家の中の快適性や冷暖房費にも大きな影響を与えます。下の画像は外張り断熱と充填断熱(内断熱)を室内側からサーモグラフィーで撮影したものです。
では、なぜこのように木材が冷やされると快適性や冷暖房費に影響が出るのでしょうか?
体感温度で決まる快適性
寒さや暑さは室温だけではなく輻射や湿度、気流の4つの要素により左右されます。同じ室温でも壁の冷えや、その壁に空気がぶつかり冷やされることで起きる空気の流れにより寒く感じてしまいます。寒さや暑さを感じることが多くなるとエアコンなどを使う機会も増えるため冷暖房費が増えることにもなりかねません。そのようなストレスをなくすため大共ホームでは外張り断熱工法を採用し、室温と壁の温度が等しくなるような家づくりをしています。