大共ホームの気密調査

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気密測定とは専用の機械を使用して家の隙間がどのくらいあるかを計測する事です。
家の隙間は小さければ小さいほど外気に影響されにくく、傷みにくい快適な住空間を実現できます。
家の隙間が小さい高気密住宅を実現するためには、隙間なく丁寧な施工を行うことができる高い施工技術と手間を惜しまない職人の姿勢が不可欠です。
大共ホームでは高気密住宅への探求を怠ることなく、職人の高い技術レベルを維持し、お客様へ快適な住空間を提供するために気密のサンプリング調査を実施しております。

気密性ってなに(C値について)

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気密とは屋外と室内の空気の流れを遮断し、外気の影響を受けないようにすることです。つまり気密性の高い住宅とは、隙間が小さく、外気の影響を最小限にし室内の空調を最大限に活用できる住まいといえます。気密性を表す指標として日本ではC値(C値=家全体の隙間の合計(㎠)/建物の延べ床面積(㎡))が用いられ、値が小さいほど気密性が高い住宅となります。

大共ホームの高気密住宅

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平成11年に国が定めた次世代省エネ基準では岩手県の気密性能はC値=2.0㎠/㎡以下が望ましいとされています。C値=2.0㎠/㎡とは、床面積100㎡の住宅において、ほぼはがき1枚分の隙間がある事を意味します。
大共ホームが建築した住宅のC値は概ね0.1~0.4です。注文住宅の特性上、お客様が望まれるドアや窓を用いて施工させて頂くため、どうしても一定の数値にすることは出来ませんが、国が定めた次世代省エネ基準をはるかに凌ぐ高気密住宅を施工し続けております。なお、大共ホームが手掛けた住宅の中にはC値=0.03となる高気密住宅もございます。

高気密住宅のメリット

1. 省エネルギー

隙間の多い、気密性の低い住宅は外気との温度差と風速の影響を強く受けます。夏は蒸し暑く、冬は冷たい外気がそのまま室内に流れ込みます。すると快適な空間を維持するためには冷暖房機器に頼らなくてはなりません。さらに、冷暖房機器を使用しても外気の影響を強く受ける為、通常より余計に電気代などの費用がかさみます。高気密な住宅は熱損失を防止することで冷暖房費を抑え、経済的に豊かな生活を継続する一助となります。

2. 断熱性能の低下を防止

気密性と断熱性は密接な関係があるものの、全く対の概念です。せっかく断熱性能の高い施工をしても、気密性が低い(隙間が大きい)と外の影響を大きく受けてしまうため、意味がありません。また、その逆もしかりです。高気密と高断熱は快適な住まいづくりには欠かす事の出来ない絶対条件です。

3. 壁内結露対策

建物に隙間があると室内の湿気も外に排出されやすくなります。その湿気が隙間から壁の中に入ると、冬の冷たい外気にさらされた外壁で壁内結露を発生させます。壁内結露は、カビや腐れ、シロアリの発生原因となり、住宅の寿命を大きく低下させる要因となります。

4. 安定した空調管理

冬の隙間風はとても冷たく、床を這うように流れます。断熱性能に優れていても隙間風があっては室内の高低で温度ムラが生まれ、快適な空間とは言えません。高気密住宅は冷たい隙間風を防ぎ、家中どこでも温度ムラのない快適な室内環境を実現できます。

5. 計画換気(花粉、PM2.5、黄砂対策)

気密性の低い住宅では、換気をしようと換気扇を回しても、近くにある隙間から空気が出入りし、住まい全体を計画的に換気する事が出来ません。健康に配慮し計画的に換気するためには気密を高めた上で、給気口と換気口を計算して配置し、フィルターを備えた換気システムで空気の流れをコントロールする必要があります。