kamaです。
住宅の省エネ義務化により、今後さらに高気密高断熱住宅が増えていくと思うのですが、建物の性能を測る上で、「数値」はとても重要です。
今日はその「数値」のお話です。
建物の断熱性能を示す数値は「UA値」になります。
住宅内部の熱は、外皮(屋根や外壁、床、窓やドア等の開口部など建物の表面)をつたわり、住宅の外へと逃げていきます。UA値(外皮平均熱貫流率)は、外皮を介して住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。
“逃げやすさ”なので、UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能の高い住宅であることが分かります。逆に、UA値が大きいということは、断熱性能が低い住宅であるということです。
岩手県盛岡市の地域区分のUA値の基準値は、UA値=0.56W/㎡
大共ホームの建物のUA値は、UA値=0.15~0.32W/㎡ (^台^)/✨
そして、建物の気密性能を示す数値は「C値」になります。
C値とは、家の大きさに対して、どれくらいの隙間があるかを表した数値です。C値が小さいと高気密(気密性能が高い)となり、C値が大きいと低気密(気密性能が低い)となります。
高気密を謳っているメーカーのC値は、C値=1.0㎠/㎡以下
大共ホームの建物のC値はC値=0.1~0.4㎠/㎡ (^台^)/✨

このUA値とC値、皆さん耳にしたことがあるのかなと思いますが、「n値」という数値はご存じでしょうか?
「n値」というのは、「家の隙間の密度」を表す値になり、「2以下1以上」という範囲の数値で表記されます。
数値が2に近い・・隙間が大きく固まっている状態
数値が1に近い・・隙間が小さく散らばっている状態
となります。
数値が大きいという事は、隙間が一箇所に集中しているという事なので、その近くは外気の影響を受けやすくなってしまい、好ましくありません。計画的な換気にも支障をきたします。
大共ホームでは気密測定を建築中と完成後に全棟実施しているのですが、C値を測定するときにn値も一緒に測定することができます。
私はn値というものを最近知ったので、この会社の建物はどうなんだ?!という気持ちになり、こっそり過去の気密測定データを調べてみました、、、、
結果、数値は全て1に近かったです(^台^)/✨
気密測定の測定結果をこれまで何度も見てきましたが、数字だらけでよく分からず、C値しか見ていませんでしたが、全ての数値には意味があることを知り(当たり前ですが)、これからはちゃんとそれら数値が持つ意味を理解しよう!と思いました。

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