こんにちは ニシです。
学生さんから寝室の照明について質問をいただきました。
自分なりに考えてお答えしたあとに
AI先生に聞いてみたところ
大筋一致していて安心しました (笑)
せっかくですので共有させて頂きます。
🔑 1. 基本は「多灯分散」— 1つの明かりに頼らない
天井のシーリングライト1台だけだと明るすぎたり眩しすぎたりします。
シーンに合わせて明かりを使い分けられる複数灯が理想。
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天井灯(ベースライト)
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フロアライト・テーブルライト
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間接照明(フットライト、コーブ照明など)
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ベッドサイドの読書灯
これらを組み合わせて、必要な分だけ点灯するのが快適。

こちらは寝室のベッドサイドのコーナーに
ペンダント照明を特注で全長1800㎜、
床から600㎜で施工しました。
ベッドで横になっても眩しくない高さで
壁への間接照明のような効果も得られる距離です。
素材がシリコンで安全なこともポイントです。
天井には引掛けシーリングのみ取付し必要に応じて
器具を取り付けられる状態にしています。
🔑 2. 色温度は “電球色(2700K前後)” が基本
寝室はリラックスが目的の空間なので、
**暖かみのあるオレンジ寄りの光(電球色)**がおすすめ。
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△ 昼光色(青白い光) → 覚醒してしまう
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○ 電球色 → 眠気が自然に誘われる
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◎ 調光調色ライト → 時間帯で切替ができて便利
私はいつも自然の太陽光でイメージします。
今時期ですと朝、東の空が
だんだんオレンジ色から明るくなっていくのを
見ることが楽しみでもあります。
日中はクリアな明るい空。
夕方になり西の空の表情が
時間と共に変化するのを眺められると
一日の達成感が得られます。
そうやって動物的に眠りにつく生活が究極の理想^^
🔑 3. 調光機能は必須レベル
寝る前は強い光を浴びると睡眠ホルモン(メラトニン)が抑制されます。
明るさを落とす “調光” ができるかどうかで快適さが大きく変わる。
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リラックスタイム:10〜30%
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読書:50〜70%
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掃除や片付け:100%
シーンに合わせて調整しやすくなります。
調光できることは私もマストだと考えています。
配線工事を伴わないスタンドライトやポータブルタイプ
電球でリモコン操作できるものもあり一考の価値ありかと思います。
🔑 4. 眩しさ(グレア)を避ける配置にする
光源が直接目に入らない位置、またはシェード付きの照明を選ぶこと。
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間接照明で壁や天井を照らす
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低い位置に光を置く(足元灯・フロアライト)
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ベッドに寝た時に光源が見えない高さに設置する
眩しさがなくなるだけでホテルのような落ち着いた雰囲気になります。

こちらも当社の施工事例です。
造作工事でベッドヘッド側をふかし壁とし
そこに間接照明(コーブ照明)としています。
天井のダウンライト3灯と共に調光です。
スイッチは部屋の入口と枕元の三路スイッチ
リモコン派、壁スイッチ派と分かれますが枕元での操作も
マストレベルのご要望です。
🔑 5. 足元の “弱い光” を用意しておく
夜中のトイレや授乳などに便利。
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足元フットライト(人感センサー付き)
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コンセント式のナイトライト
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ベッド下のLEDテープ
暗闇で目を刺激しないよう “弱い暖色光” を使うのがコツ。
育児や介護、個々の事情で配慮すべきことが異なります。
ライフステージの中で変化することに対応できる
ということも大事かと思います。
もう一つ、年齢により光の見え方感じ方が変わります。
加齢対応の器具や睡眠の質向上に対応の器具もあるようです。
🔑 6. 間接照明を1つ入れると質が一気に上がる
壁や天井を照らすコーブ/コーニス照明や、
ランプを壁向きに置くだけでも雰囲気が激変。
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影が柔らかくなり、落ち着く
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部屋全体が広く感じられる
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写真映えも◎
難しければフロアライト1本からでもOK。

寝室照明で大切な事に高さがあります。
同じ間接照明でも高さで印象が変わります。
こちらも太陽の高さをイメージするとわかりやすいです。
山の稜線に日が沈むように
低い位置にオレンジ色の灯りは心が落ち着きます。
🔑 7. ベッド周りは “操作性” を重視する
寝る体勢に入ってから照明のオン/オフのために立ち上がるのはストレス。
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リモコン・スマートスピーカー対応
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ベッドサイドのスイッチ
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手元で消せる読書灯
“寝転がった状態で完結すること” を基準に選ぶと快適です。
照明計画は自分がどう暮らしたいかのをよく考えて
器具でできること、配線から考慮すべきこと、予算も含め
後悔のないように私もお手伝いできればと思っています。
見学会では間取りや素材の他、
照明や配線にフォーカスしてみるもの面白いと思います!
今週末は盛岡市内で見学会を2棟ご見学頂けます。
それぞれこだわりのお住いですのでよろしければぜひご来場ください。
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