リモコンの置き場所に困ったことはありませんか?
そんなときにおすすめなのが、
リモコンを収納するためのニッチデザインです。
ニッチは、壁の一部をくぼませたスペースのことで、
インテリアのアクセントとしても人気があります。
今回は、リモコンを活用したニッチデザインについて、
具体的なアイデアや実例を交えてご紹介します。

目次
1.ニッチとは?
2.ニッチの使い勝手
3.リモコンニッチのメリット
4.リモコンニッチのデメリット
5.ニッチにおすすめな場所
6.施工事例
7.まとめ
1.ニッチとは?
ニッチは、壁の中にくぼみを作ることで生まれるスペースです。
一般的には、リモコンやスイッチ、小物を収納するために使われますが、装飾品や写真、植物などを飾るためのディスプレイスペースとしても利用されます。ニッチをうまく取り入れることで、家の中の空間を有効活用し、見た目もおしゃれに演出できます。

2.ニッチの使い勝手
1. テレビ・オーディオ機器のリモコン
テレビやオーディオ機器のリモコンは、家庭内で頻繁に使用されるため、リモコンニッチに収納することで整理整頓ができます。また、リモコンが見つからないといった問題を解消することができます。
2. 給湯機のリモコン
給湯機のリモコンも日常的に使用されるため、リモコンニッチに収納することで使いやすくなります。
3. 照明のスイッチ
照明のスイッチをリモコンニッチにまとめることで、壁面がスッキリし、見た目が美しくなります。複数のスイッチを一か所に集めることで、操作が簡単になります。
4. 防犯カメラやインターフォンのリモコン
防犯カメラやインターフォンのリモコンは、家の安全を守るために重要です。リモコンニッチに収納することで、必要なときにすぐに操作できるようになります。
5. カーテンやブラインドのリモコン
電動カーテンやブラインドのリモコンもリモコンニッチに収納するのに適しています。特にリビングルームや寝室に設置すると便利です。

3.リモコンニッチのメリット
リモコンニッチを設置することには多くのメリットがあります。以下に、その主なメリットを挙げます。
1. 整理整頓
リモコンやスイッチを一か所にまとめることで、部屋がスッキリと整頓されます。これにより、リモコンが見つからないといったストレスを軽減できます。
2. 美観の向上
リモコンやスイッチが壁に収められるため、インテリアの見た目が美しくなります。リモコンニッチのデザインによっては、部屋のアクセントとしても機能します。
3. 使いやすさ
リモコンやスイッチが一か所に集まっているため、使いやすくなります。特に複数のリモコンやスイッチを使う家庭では、その利便性が大きく向上します。
4. 子供やペットの手の届かない場所に設置
リモコンニッチを高い位置に設置することで、子供やペットがリモコンを触って壊す心配がなくなります。安全性の向上につながります。
4.リモコンニッチのデメリット
一方で、リモコンニッチにはいくつかのデメリットも存在します。以下に、その主なデメリットを挙げます。
1. 施工費用がかかる
リモコンニッチを設置するには、壁をくり抜くなどの施工が必要です。そのため、施工費用がかかることがあります。
2. 設置場所の制約
リモコンニッチを設置できる場所には制約があります。例えば、配線や構造上の問題で設置できない場合があります。
3. スペースの問題
リモコンニッチを設けることで、壁面のスペースが一部制限されることがあります。特に狭い部屋では、設置場所の検討が必要です。

5.ニッチにおすすめな場所
リモコンニッチは家のさまざまな場所に設置できますが、特におすすめの場所をいくつか紹介します。
1. リビングルーム
リビングルームは家族が集まる場所であり、テレビやエアコン、照明などのリモコンを頻繁に使用します。リビングルームの壁にリモコンニッチを設置することで、これらのリモコンを一か所にまとめ、使いやすくなります。
2. 寝室
寝室では、エアコンや照明のリモコンを使用する機会が多いです。ベッドサイドにリモコンニッチを設置することで、夜中に起きてリモコンを探す手間が省けます。
3. キッチン
キッチンでは、調理中に手が塞がっていることが多いため、リモコンやスイッチを一か所にまとめることで便利です。特に照明や換気扇のスイッチをリモコンニッチに収納すると、作業効率が向上します。
4. 玄関
玄関にリモコンニッチを設置することで、外出時や帰宅時に必要なリモコンやスイッチをすぐに操作できます。防犯カメラやインターフォンのリモコンを収納するのにも適しています。
6.施工事例
リモコンニッチの施工事例をいくつか紹介します。これらの事例を参考に、あなたの家に最適なリモコンニッチを取り入れてみてください。
事例1: アーチ型のリモコンパネルニッチ

キッチン脇の壁に給湯リモコン、床暖リモコン、インターフォンのパネルニッチを設置しました。ニッチの上部をアーチ型にして可愛く仕上げています。漆喰で仕上げているので柔らかい印象になっています。
事例2:お家のカタチをしたリモコンパネルニッチ

キッチン脇の壁にインターフォンと給湯リモコンのパネルニッチを設置しました。ニッチ部分の仕上げをクロスに変えていてインテリアのアクセントにもなっています。
事例3: ダイニングキッチンのリモコンパネルニッチ

ダイニングキッチンの脇にインターフォン、床暖リモコン、給湯リモコンのニッチを設置しました。コンセントもプラスすることで、スマートフォンやタブレットの充電も出来るスペースになっております。リビングからも近いので操作するのにとても便利です。また、注文住宅なので自分の置きたいものに合わせたサイズで作れます。
7.まとめ
リモコンニッチは、整理整頓、美観の向上、使いやすさ、安全性の向上といった多くのメリットがあります。一方で、施工費用や設置場所の制約といったデメリットも存在しますが、適切に設置することでこれらのデメリットを最小限に抑えることができます。リビングルーム、寝室、キッチン、玄関など、さまざまな場所にリモコンニッチを設置することで、快適でおしゃれな住空間を実現できます。施工事例を参考にしながら、あなたの家に最適なリモコンニッチを取り入れてみてください。
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