冬に「窓際だけ寒い」と感じたことはありませんか。あれはガラスだけでなく、窓の枠とまわりの壁の取り合いから熱が逃げているサインです。カタログに載っている窓の性能は「窓単体」の数値で、取り付け方までは含まれていません。
私たちは、性能の高い窓を「性能を落とさずに取り付ける」ところまでを施工の範囲と考え、その方法で特許を取得しました。サーモグラフィで撮ると、窓まわりの温度差がはっきり写ります。
数値で見る、大共ホームの住まい
岩手で家を建てるとき、住み心地を左右するのは、断熱・気密・窓・素材です。
このページでは、大共ホームの家づくりを、国の基準や一般的な高断熱住宅と並べて整理しました。
掲載している数値は自社の設計値・実測値で、測定方法もあわせて記載しています。
大共ホーム(岩手県滝沢市)は、UA値0.23〜0.15前後の断熱性能、全棟気密測定によるC値0.2〜0.5の実測値、ドイツ製トリプルガラス樹脂窓、特許を取得した窓取付け施工、漆喰と無垢床の自然素材を特徴とする注文住宅会社です。
| 比較項目 | 一般的な高断熱住宅 | 大共ホーム |
|---|---|---|
| 断熱性能 | UA値0.56〜0.28 (断熱等級4〜6) |
UA値0.23〜0.15 (断熱等級6〜7)※2013年より、等級6相当を標準とし、施工実績は524棟にのぼります。 |
| 気密性能 | 測定しない場合もある | 全棟気密測定・C値0.2〜0.5の実測値 |
| 窓 | 樹脂窓・トリプルガラスなど | ドイツGEALAN製トリプルガラス樹脂窓 |
| 窓の取付け | 窓まわりに熱橋が残る場合が多い | 特許を取得した窓周囲断熱施工 |
| 暖房 | エアコン・床暖房など | 1階全面低温水床暖房(選択仕様) |
| 内装 | ビニールクロス・複合フローリングが多い | スペイン漆喰・無垢床が標準 |
| 品質管理 | 会社ごとに差がある | ISO9001取得(2000年)→ JIS Q 9001:2015 自己適合宣言(2026年) |
| 第三者評価 | 会社ごとに差がある | 国交省 省CO2事業採択・サステナブル住宅賞2回受賞 |
表の項目は、どれも「住んでから気づく違い」です。断熱の数値は光熱費に、気密は暖房の効きと換気の正確さに、窓は冬の窓際の冷えに、素材は毎日の空気と足ざわりに表れます。ひとつずつ、下の表で見ていきます。
受賞歴・国の事業採択の出典つき一覧は、第三者評価・受賞歴のページにまとめています。
盛岡市周辺(省エネ基準の3地域)では、断熱等級7の基準はUA値0.20です。大共ホームはUA値0.23〜0.15前後の実績で、断熱等級6(3地域基準0.28)を上回り、多くの物件で等級7水準に達しています。
※スマートフォンでは表を横にスクロールできます
| 比較項目 | 断熱等級5 (ZEH水準) |
断熱等級6 | 断熱等級7 | 大共ホーム |
|---|---|---|---|---|
| UA値基準 (3地域) |
0.50 | 0.28 | 0.20 | 0.23〜0.15の実績 |
| 相当するHEAT20 | G1相当 | G2相当 | G3相当 | G2〜G3以上 |
| C値(気密) | 国の基準に定めなし | 同左 | 同左 | 全棟測定・0.2〜0.5 |
| 測定 | 気密測定は義務ではない | 同左 | 同左 | 1993年から測定を継続 |
日本の省エネ基準には、現在C値(気密性能)の規定がありません。大共ホームは1993年から気密測定を続け、現在は全棟で実施しています。
ここで大事なのは、C値には国の基準がないことです。つまり気密は、測るかどうかも含めて、会社の姿勢がそのまま出ます。私たちが30年以上測定を続けているのは、断熱材をどれだけ厚くしても、隙間があれば性能が出ないからです。
気密へのこだわりは大共ホームの高気密住宅、断熱の考え方は断熱性能のページでご覧いただけます。
大共ホームは、ドイツGEALAN社のトリプルガラス樹脂窓を直輸入し、外張り断熱層でサッシ枠を被覆する特許取得の取付け施工を標準としています。ドイツには「取り付けた後の窓の断熱性能」を評価する考え方(ψinstall)がありますが、日本には同様の基準がありません。
| 比較項目 | 一般的な窓まわり | 大共ホーム |
|---|---|---|
| 窓の種類 | アルミ樹脂複合・樹脂サッシなど | ドイツGEALAN製トリプルガラス樹脂サッシ |
| ガラス | ペア〜トリプルガラス | トリプルガラス(Uw値 0.90 W/(㎡・K)・北海道立総合研究機構 北方建築総合研究所にて測定) |
| 開閉方式 | 引き違いが中心 | ドレーキップ(内開き・内倒し)が中心 |
| 取付位置 | 半外付け・外壁面寄りが多い | 内付け納まり |
| 窓まわりの断熱 | 熱橋(断熱の切れ目)が残る場合が多い | 外張り断熱層でサッシ枠を被覆(特許第6995421号) |
| 取り付け後の性能 | 評価する基準が日本にない | 熱画像・温度実測で自社確認 |
従来の窓
特許取得の窓
冬に「窓際だけ寒い」と感じたことはありませんか。あれはガラスだけでなく、窓の枠とまわりの壁の取り合いから熱が逃げているサインです。カタログに載っている窓の性能は「窓単体」の数値で、取り付け方までは含まれていません。
私たちは、性能の高い窓を「性能を落とさずに取り付ける」ところまでを施工の範囲と考え、その方法で特許を取得しました。サーモグラフィで撮ると、窓まわりの温度差がはっきり写ります。
窓そのものの仕様は大共ホームの窓でご覧いただけます。
大共ホームは、水と石灰のみで作られるスペイン漆喰と無垢床を標準仕様とし、2003年から室内空気質の多項目精密分析を行った実績があります。
| 比較項目 | 一般的な内装 | 大共ホーム |
|---|---|---|
| 壁仕上げ | ビニールクロスが多い | スペイン漆喰 |
| 床材 | 複合フローリングが多い | 無垢床 |
| 調湿 | 素材による差が大きい | 漆喰の調湿性を自社実験で確認 |
| 空気質 | 建材選定は会社により差がある | 室内空気質の多項目精密分析の実績(2003年〜) |
| 建材の確認 | 仕様書ベースが多い | 使用建材の精密分析調査 |
自然素材の家の違いは、写真ではなかなか伝わりません。伝わるのは、玄関に入った瞬間の空気です。漆喰の壁は湿気を吸ったり吐いたりするので、梅雨のじめじめと冬の乾燥がやわらぎます。無垢の床は、真冬でもヒヤッとしにくい。
アレルギーやアトピーのあるご家族から選ばれてきたのは、見た目ではなく、この空気の質でした。とはいえ「体にいい」とだけ言われても確かめようがない——そう思ったから、私たちは空気を測って確認するところから始めました。それが2003年の精密分析です。
素材へのこだわりは健康・自然素材でご覧いただけます。
ここまで表と数値で整理してきましたが、家の性能は、スペックシートを眺めるより、冬の朝に実際に立ってみるほうがずっと早くわかります。モデルハウスでは、窓際の温度、床の足ざわり、漆喰の部屋の空気を、そのまま体感していただけます。見学だけでも大歓迎です。しつこいご案内はしませんので、お気軽にお申し込みください。
常設展示場「ウィズアス」の外気温と室温は、24時間365日計測し、トップページのリアルタイム温度データとして公開しています。冬の朝の数値もそのまま載せています。
UA値は0.23〜0.15(QPexにて算出)、C値は全棟実測で0.2〜0.5です。
盛岡エリアは省エネ地域区分の3地域にあたり、国の省エネ基準(断熱等級4)はUA値0.56、最高等級である等級7は0.20です。UA値0.15は、寒冷地基準の最高等級をさらに下回る数値です。
外張り断熱100mm以上に内張り断熱約90mmを組み合わせ、窓にはドイツ製の樹脂サッシとトリプルガラスを採用しています。
条件によっては結露することがあります。
大共ホームでは、ドイツ製のトリプルサッシを採用しており、通常の生活で窓ガラスに結露が発生することはほとんどありません。ただし、室内干しを大量に行ったり、換気を止めたりするなど、室内の湿度が高くなると結露が発生する場合があります。