最近良く耳にすることが多くなったZEH(ゼッチ)という言葉。
これは国で省エネを目的に施行されたもの。
各住宅メーカーでもZEHを打ち出しているところが多くなってきましたね。
しかし、ZEHだからといって快適な家とは限らないということをみなさんご存知でしょうか?
今日はこのZEHに関してつぶやきたいと思います。

ZEHを評価するときに一次エネルギーというものが関係してきます。
一次エネルギーの消費量が少なければ省エネということなのですが、この一次エネルギー消費量は
間取りと計算条件を工夫すれば小さくすることができます。
例えば
①間取りでは、LDKなどの主な部屋の面積を小さくすればいいのです。
ここでのポイントは廊下や吹抜けなどで他の空間とつながっていないことです。
②計算条件では、家全体を暖めずにLDKなどの主な部屋だけを暖房するという条件で計算すればいいのです。
ここでは、床暖房などではなくエアコンで暖房するという条件にすることがポイントです。
でもちょっと待ってください!!
せっかく家を建てるのだから快適に暮らしせる条件にしたくはないでしょうか?
「LDKは温かいけど廊下に出たら寒い」とか「エアコンで乾燥が気になる」ということのないようにしたいと私は思うんです。
家全体を暖房してどこにいてもあたたかく、乾燥に困らない暮らしができるという条件ならZEHもありだとは思います。
ぜひ、家づくりに失敗しないためにも数字がどんな条件で出されたものなのかを見ることのできる知識はつけておきたいものですね。
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