みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日は家を立てるときに気を付けて欲しいポイントがありますので、そちらをご紹介します。
それは、熱橋に関してです。
熱橋とはその名の通り、家の中のあたたかい空気が橋が架かるように外部に逃げていく部分を言います。
最近は高断熱の家が増えてきているので、この熱橋の重要度は高まってきています。
また、熱橋部では結露が発生しやすく、カビや不朽の原因にもなります。
ではどうすれば熱橋部を減らすことができるのでしょうか?
そこで今回はこの熱橋と間取りの関係に関してお伝えします。
木造の家ですと、柱や梁などの木材で家が形成されています。
この柱と柱の間に断熱材を入れたり、梁がある屋根裏に断熱材を入れたりすることで暖かい家をつくっていきます。
しかし、木材がある部分には断熱材が入らないですよね。
これが熱橋部になり、そこを中心に熱が逃げていきます。
例えば家の角は構造的に強くしないといけませんので、木材が多くなったり、太いものを使ったりします。
また、間仕切り(内壁)が外壁にぶつかる部分は、その間仕切りを受けなければなりませんので、そこにも木材を多く使います。
ここが熱橋になります。
それをカバーするために最近では外貼り断熱工法が主流になってきています。
しかし、経年劣化で断熱材のジョイントが開いてきますので、長い目で見れば、熱橋部が少なくなるような間取りを選択することをオススメします。
とはいっても凹凸のある家は奥行がありデザイン的にも良い場合が多いですので、そのときはお願いする住宅メーカーさんの腕の見せ所ですね!
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