広く見せる間取りの工夫

最近は30坪~35坪くらいの家が多くなってきています。
大きさよりも性能などの質を重視する傾向があるからだと思います。
そこで、コンパクトだけど広く感じるような間取りの工夫ポイントを3つご紹介します。

①階段下の利用方法
階段下の利用で一番多いのは収納です。しかし収納にすることで壁ができ、場合によっては圧迫感を感じる間取りになってしまいます。
思い切ってオープンにすることでリビングが広く感じる間取りができるかもしれません。
この場合、階段下以外に収納を設けることをお勧めします。
広さを重視して、住みにくくなってしまっては本末転倒ですからね。

階段下の活用

階段下の活用

階段下の活用

階段下の活用

②窓を大きくする
窓を大きくすることで家の中が広く感じます。
このとき注意したいのは、外からのプライバシーと気温の影響です。
プライバシーは窓の配置や植栽等の工夫で確保することはできます。建築屋さんに相談することをお勧めします。
また、夏の暑さや冬の寒さの影響も考えなくてはなりません。
窓を大きくする場合は、性能の良い窓を使うことをお勧めします。

大きな窓

大きな窓

③水回りを2階へ
30坪の総2階の場合、1階部分は15坪になります。その15坪にLDKと玄関と和室、そしてお風呂などの水回りを収めようとすると窮屈になるケースがほとんどです。
そこで、水回りを2階におさめることでLDKを広く確保することができます。
少し2階のお風呂に抵抗を感じる方も多いと思いますが、意外と洗濯物を干したり朝起きてからの動線が短くなるなどメリットも多いですのでご検討してみてください。

 

この他にも広く感じる間取りのポイントはいくつかありますが大きくは以上の3点だと思います。
選択肢のひとつとしてご参考にしていただければ幸いです。

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