本日、とあるメーカーの担当者と会う。
ガラスの組み合わせによる熱割れについて話をするのが目的。
あれやこれや方策を考えるも大きな進展はなし。
極条件が限られた範囲でチャレンジの合意をみたのみ。
まあ、これも大きな第一歩。
何かが前向きに変わるってのは気分がいい。
一通り目的の打ち合わせも終わりちょこっとした余談タイム。
話は窓ガラスの間に封入するガス、クリプトンガスに及んだ。
なぜ、日本のメーカーはクリプトンガスを使わないのでしょうね。
と、私が疑問に思っていたことを話してみた。
すると、
「クリプトンガスなんて使用したら、とても売れませんよ!」
どうして?
「クリプトンガスってスゴイが価格が高いんです。アルゴンガスとの
価格比較で100倍レベル。そんな単位ですよ。そしてそれに加えて・・・」
えええ、そんな高いもんなの!!?
と予想だにしなかった価格差にかなりの驚き。
簡単に説明すると、100倍という単位で高価。加えて封入するのが
難しく封入時に封入されず何割かの損失がでてしまう。
ということらしい。。;
無暖房住宅の窓に採用しているサッシがクリプトンガス仕様。
サッシとしての価格は把握しているものの確かにお値段は安くはない。
にしてもそれほど高価なガスとも知らず採用してしまっていたとは・・・
我ながら知らないとは恐ろしい。。;
「クリプトンガス」と呼び捨てになんかしてられないような気分です^^;
電球でさえ高価ですものね。
サッシはアルゴンの何倍なのでしょう?
サッシの開閉方式などによって異なりますが、
約2~5倍でしょうか。
5,5倍ですか・・・・・・。
真空よりも性能は上ですか?
真空より性能は高いですね。
そして高いだけでなく性能の選択幅が広いですね。
そういう面で奥は深い!^^;