火災保険料の取り過ぎ?

昨日より、損保各社のツーバイフォー工法住宅の
火災保険料の取り過ぎ問題が報道されています。


その内容は、ツーバオフォー住宅の保険料を適用せず
一般木造住宅の保険料を徴収したというもの。
当社で取り次ぎをしたケースではあり得ないことのはず。

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でも、今回の不祥事はこれまでの経験から
「当然あり得ることだよなあ」と、思い当たる節があります。

ローンの取り扱いと火災保険をセットにツーバイフォー住宅を
普段手がけている者にとって保険が安いのは当たり前。

ところが、
火災保険料の計算だけを保険の代理店に依頼すると、
「構造は?」と聞かれる。
こちらが「ツーバイフォー」「枠組壁工法」と答えても
「工法じゃなく、構造は何でできていますか?
 構造は木造ですよね。」とくる。

こちらが「そりゃ、木造だけど、準耐火だからね!」
と念を押したにも関らず保険料見積りを見ると、
いつもの倍の金額!?

あれほど言ったのに。。+

重ねて準耐火について説明すると、
保険会社から与えられている保険料の計算機に
ツーバイフォーや準耐火の項目がないという。

なんじゃ、そりゃ!?
本社からでもよく確認してよ。
そうでなけりゃ、保険頼めないよ。

こう言って初めて、保険屋さんも本社に問い合わせし、

「準耐火構造の件、調べたらおっしゃる通りでした。」となる。

私一人でもこんなことが2、3度あったわけだから、
ツーバイフォーの火災保険料のメリットを知らないまま建設してしまったら、
保険屋さんの言うとおりに支払ったとしても不思議ではない。
相手は保険の専門化ですからね。

本社が故意に情報を代理店に遅らせたのではないか・・・
などと勘ぐりたくもなる。

私も先日経験してしまった自動車保険の不払い問題から、
今回のとり過ぎ問題に到るまで本当にどうなっているのでしょう。
間違ったという領域ではなさそう・・とは考えすぎか。

いずれ、保険金の支払って申告しなければ、
死んでも保険料が出ないって知ってましたか?

人に知られず保険料せっせと支払っていたままぽっくり逝ったとします。
親族が保険かけてたことも知らず保険証も見つけらなかったら・・・

保険の請求ができない→保険料は誰も受け取れない。

こんなことにならないよう、保険証は大切に保管しなければなりません。
そして、自分以外の誰かが知っている、または万一の時、
誰かが掛けてる保険を知ることができるように考えておくのも
保険かける者として大切なことかも知れませんよ^^;

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