北欧の家:ログハウスの断熱編

今朝は寒かったですねえ、、
車のフロントガラスはびっちり凍りつき、
車備え付けの温度計をチェックしたら外気温は、ー6度・・

そして道路は・・・

ツルツル~の、スルスル~、

交差点では止まりきれず、危うく反対側に乗り上げてしまうところでしたよ。。
この時期の朝はゆっくり余裕を持って、そろりそろりとですよね。
気を付けようと思います。

岩手だってログハウスを建てるなら付加断熱は不可欠

今日は寒さ対策では当たり前な話の断熱のことをぺっこ。
まずは、フィンランドで見たログハウスです。


日本では「木は断熱材みたいなものですから」
「冬は薪ストーブで充分暖かいですしね」
ともっともらしく言う人もいるせいか、
日本で断熱しているログハウスって見たことはないですよね。

確かに、昔の石炭ストーブのように、
高カロリーな薪ストーブをがんがん焚けば、
どんな家だって赤外線効果で暖めることはできますけどね。

でも、街の生活では私の育った時のように薪もタダじゃないし。
もし薪だとしても、小さなやわらかい炎で、1本の薪で、
何時間持たせられるか・・・なんて、私ならそれを考えてしまいます(笑

北欧フィンランドのログハウスには断熱をプラスする

そしたら、さすがフィンランドですねえ。
おいおい、やはりここまでするんだあってくらいの断熱を見せてくれました。


まずは

ログハウスの外断熱タイプ。

これはログの外側に木質繊維断熱材18㎝ほど。

そしてお次は

ログの内断熱タイプ。


内側には、セルローズの吹き込みですね。

外断熱の方がかなり断熱性能は高い

との説明だったのですが、どうやら、この内断熱の方が主流のようです。
外壁にログを見せたいということもあるだろうけど、
梅雨が日本とは逆な北欧なら、ログの特性が活きるということではないかと。

とすれば、日本でなら外断熱を選択せねばということになる?のかも。
いずれどちらを選ぼうが、ログ本体のどちらかは見えなくなってしまう。

まあ、内側だ外側だってことより、

北欧ではログハウスだってここまでの断熱を考えるのは当たり前。

だってことにうれしくなってしまいます。

寒冷地の木造住宅では、柱など構造の木部を断熱材などと考えることはなく、
むしろ、熱橋=熱が逃げやすい部分 と捉えることが普通。
その熱橋となる木部の断熱をどう高められるか。
特に、熱損失計算では一般には取り上げない細かい部分だけど、
実が上がればそれでいい!わけだから何とかしたくなる。

ずっと、いいアイデアはないかと考えていたんだけど、
今朝ふと浮かんだことをぺっこだけシュミレーションしてみるべかと、
手をかけてしまったら、そこからもう止まらなくなえる。。
結局、組合せで22パターンもつくってしまった。。

そこまではいいんだけど、
組合せ一つ一つの温度分布の違いをチェックして絞り込もうと思ったら・・・
違いが微妙過ぎる・・

こんなことやってたら。。

いつもの深みにまた落ちるかも?
と危険を感じたので絞り込み作業は即止めてしまいました(笑)


これは比較的違いがわかりやすい二つ。

大きく外側からみてからでないとね。
経験上、先にこの領域に入るのは森が見えなくなる可能性大。
なので少し視点を引いて考えてみたいと思います^^;

北欧のように断熱を重視した家を建てる岩手の注文住宅メーカーなら。

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